ScreenKiss Vol.060

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1999年 11月 6日 配信
ScreenKiss Vol.060

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Vol.060

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>☆ C O N T E N T S ☆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−☆<   □映画に見る60年代ファッション   □ロンドン・フィルム・フェスティバル   □rfi musique:アリエル・ドンバール   □シックス・センス   □東京国際映画祭:アーベントランド〜さすらい〜 >☆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−☆S_c_r_e_e_n_K_i_s_s☆< >>☆1☆映画に見る60年代ファッション☆<< ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛  映画を観る事の楽しみの一つに、ストーリーはもちろん、スターが身につけるド  レスや世相を体現したファッションをチェックできるという点があると思う。  さてここ最近「オースティン・パワーズ」シリーズの大ヒット、「ポリーマグ・  お前は誰だ」の公開など、60年代ファッションが注目されているように思われ  ます。この時代はまだ女性が可愛い、「ベイビー」であるのが理想だったようで、  映画界も、フェミニンで洗練されたファッションの宝庫なワケです。そんな訳で、  当時の典型的なファッションをチェックできる映画をピックアップしてみました。  ■アメリカン・グラフィティー  言わずと知れたコッポラ監督の名作青春映画ですが、この映画は60年代、といっ  てもまだ50年代の雰囲気残る62年の古き良きアメリカが舞台になっています。で  すので今のコギャルのみなさまに是非見習っていただきたい、トラッドな学生  ファッションの宝庫なのです。 女の子は紺のレタード・セーターにチェックの  スカート、そしてポニーテール(アクセサリーもリボンやハートの小さいペンダ  ントなど控えめで好感がもてる。)そして男の子は、ギンガムチェックのシャツ  にチノパン、ローファーなどいいとこの坊ちゃんふうで、さわやかです。(リチ  ャード・ドレイファスにもこんなにサワヤカな青春時代があったんですねえ。)  ■真夜中のカウボーイ  いっぽう60年代、といっても、この映画や「イージー・ライダー」等、アメリカ  ン・ニューシネマが登場した69年には、前半のようなサワヤカな雰囲気はなく、  どの映画にもドラッグ、貧困、差別などの世相が反映されてくるようになった。  (やはり戦争の影響は大きい。)  この映画は作品としての価値もさることながら、そういった世相を巧みにファッ  ションに反映させています。舞台はニューヨーク、金持ち風のご婦人方は、ブロ  ンドの髪をきっちりカールしミニ丈のシャネル風のスーツを身につけ、プードル  を散歩(犬までがファッションの一部といった感じ。)させているなかで、テキ  サスの片田舎から、カウボーイ・ハットにフリンジの皮ジャン、そしてウェスタ  ンスーツでキョロキョロしながらやってくる、ジョン・ボイドの姿が・・・その  一場面で当時の最先端のファッションと貧しい田舎者のファッションが見事に対  比させられているわけです。(でも、今の東京の町ならカウボーイ・ファッショ  ンの方が浮かないかも。)    ■おしゃれ泥棒  そして60年代、といえばこの人、ヘップバーン抜きでは語れません。なかでも  この作品、タイトル通り、盗みたくなるおしゃれでいっぱいです。黒のスリッ  プ・ドレスに編みタイツ、足元はブーツなんて言うファッションは、今、銀座や  渋谷を歩いていても少しも浮かないし、紺のピーコートにスカーフなんていう着  こなしは、誰でも簡単に真似できると思います。(決して彼女のようになれる、  という保証はしないけれど。)でも、コートの襟がちょっと狭くなっていたり、  髪型がシニヨンだったりするのがいかにも60年代的で、今のファッションよりも  更にお洒落なのです。  ■オースティン・パワーズ  60年代のイギリス大好き!という方には、既に有名ですが、この映画がダイジェ  スト版の役割を果たしてくれることでしょう。  特に第1作のほうは、エンド・クレジットのあたりでエリザベス・ハーレー扮す  る、ヴァネッサのファッション・ショー的な場面が延々と続き、これは60年代  ファッションを愛する人へのプレゼントかな、と思ったりもしました。ビニール  にカラフルな水玉模様のミニ丈のレインコートとか可愛くない人がやったらシャ  レにならないけど、本当、キュートなのです。この作品では、オースティンが9  0年代に行ってしまった、というギャップが見所なので、ヴァネッサのいかにも  90年代、なクールなキャリアウーマンファッションとの対比も楽しいのです。  こうして見るとファッションというのは結構、世相を表す、という点ではかなり  優秀な小道具になり得ますよね。                                    MS.QT.MAI __________________________________________________S_c_r_e_e_n_K_i_s_s_____                                     □ >>☆2☆ロンドンフィルムフェスティバル☆<< ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛     London film festival 11/3〜18  東京国際映画祭と期を同じくして、こちらも今日11月3日からLondon film  festivalが始まります。私は今回初めてなので、勿論楽しみにしているのですが、  東京国際映画祭を満喫していた私には、何かと「??」と思うことが多いのです。  今日はオープニング・ガラとしてアン・リー監督の新作「ride with the devil」  が上映されるのですが、実は明後日5日から早くも一般劇場公開されてしまうの  です。オープニング故、ゲストも豊富と旨みも確かにありますが、それだけに値  段も高く、チケットは3000円以上。「旨み」と言っても、他の上映にはほと  んどゲストが無いゆえの「旨み」であり、チケット購入時に聞いたところによれ  ばオープニング、クロージング・ガラ以外は純粋なる上映のみ。(インタビュー  や講演はまた別枠。)  しかもその「純粋な上映」も(短編作品が同じ上映されるものもありますが)チ  ケットの値段は一般劇場公開と同じかそれ以上(7.2〜8.5ポンド、1400〜1600円  といったところ)。上映作品数約200、規模も大きいけれど、1000円でブラピやレ  オが見られ、多くの上映にティーチインがつく等、映画祭ならではの華やかさが  楽しめる「東京国際」に慣れたわたくしにはいささか物足りないのです。でも、  まだ行っていないので何とも言えないのですが。東京ではレイフ・ファインズが  来る!との「onegine」、こちらでも上映されますが、多分レイフ様はいらっしゃ  らないでしょう・・・・。  しかも、15,16日に映画祭で上映されるこの作品、なんとこちらも19日か  ら一般劇場公開されてしまうのです!たった3日早く見ることに意味があるの  か?(勿論、公開がまだまだ先の作品も多数あるとは思いますが)。でも、  「onegine」の夜の回の上映は既に完売。やっぱり意味があるのでしょう・・・。  (お金を払っての試写会、もしくは先行上映と考えればいいのでしょうか?)  通常、学生チケットを買える私は1年中5ポンド(1000円弱)で映画をみられる  し、平日午後5時までと月曜日はどこの劇場も4〜5ポンドで見られるこの街。  そこで行われる映画祭。何だかとっても疑問ですが・・・・と、何だが文句のよ  うなことを書いてますが、百聞は一見にしかず。兎に角行って見ないことには。  インディーフィルム等々も多く公開され、「納得、やっぱり映画祭」というプロ  グラムもあり、「ああ、早くみたい!」という興奮も勿論感じています。  例えば、代官山周辺に詳しそうなアート入った系の気のつよそ〜なオリーブ少女  (私も10年以上愛読してますが・・)が「見逃せないわっ」と喜びそうなソ  フィア・コッポラの作品「the virgin suisides」とか。  明日の「the five senses」という(今ヒット中の似たような題名の作品ではあり  ません)カナダ作品を皮切りに、10数本見る予定です。映画祭の華やぎや、ロ  ンドンならではの何かがあるのか?をじっくり見て参ります。  PS:  たった今、(私のとっては)重大かつショックな発見をしてしまった!  「onegine」、私は16日の午後の上映のチケットを買ってしまったのですが、同日  午後7時から映画祭とは全く関係のない(と思われる)インディー系の映画館で  「RALPH FIENNS and Martha Fiennes(監督、同じに姉、もしくは妹) talk about  latest feature ONEGINE with a special preview」なるものが行われる事を知っ  てしまった、、、!!まだ詳細は分からないけれど、映画祭がただの上映だけな  らこっちの方が百万倍魅力的!ではないですか!!  300席以下の映画館だからして、ああそこにレイフ・ファインズ!値段もこちらの  方が安いみたいだし。映画祭チケットに払った8.5ポンド(1700円弱)棒に振って、  こちらもチケット予約すべきか?ここはひとつ大人になって「生レイフ見たか  らってさ・・・」と映画祭で大人しく映画だけ見るか?(でも「サプライズ・ゲ  ストで今日はレイフ・ファインズさんが来てくれました!」なんてことが無いと  も限らないし、、、。)  秋の夜長、ひとり思い悩む私です。                                    hana __________________________________________________S_c_r_e_e_n_K_i_s_s_____                                     □ >>☆3☆アリエル・ドンバール☆<< ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ rfi musique  パリ・セーヌ局より、今週はジャン・レノ、アリエル・ドンバールのフランス俳  優のインタビューをお送りします。第2回目はアリエル・ドンバールさんです。 ■アリエル・ドンバール > rfi >>
 アリエル・ドンバールはカリム・ドリディ(*1)の最新作(*2)にパトリッ
 ク・ブリュエル、ミュウ・ミュウ、ミッシェル・ゲラビュル等と共演しています。
 現在フランスには、約8万人の俳優がいますが、彼等全てが知られ、成功してい
 る訳ではありません。この作品はそうした状況の中で、失業中の俳優が恨んで人
 質を取るというストーリーです。

 では、アリエル・ドンバールさんへのインタビューです。

>> Arielle Dombasle >>>>
 カリムは我々、ミュウ・ミュウやブリュエル等に各々の独自の個性をもって役を
 演じるよう求めました。しかし、これはフィクションであり、スタジオで作られ、
 細部まで、じっくり練られたシナリオに基づいた作品なのです。フランスにいる
 約8万人の俳優の中で、成功している、一部以外は、はじき出されている現状が
 あります。そうした、何も持っていない俳優の疎外の話です。

 私にとって興味深かったのは、カリムの映画の中のテーマです。それは、才能が
 ありながら、なかなか日の目を見る事が出来ない男が持つ、有名人、有名故に認
 められ、愛されている人々、への憎しみというテーマです。

 一人の才能豊かな青年が、有名人を人質にとって深みにはまっていくのは、これ
 らの激しい怒り、憎しみ故、というテーマがとてもモダンで興味深いものに思え
 ました。これはイヨネスコの世界に近いものがあります。

 この映画の面白い点は、感情の絶頂を描くことを好む、カリムのありのままの真
 実の映画であることです。

 時には、ピストルを発砲するシーンなどのように、前もって俳優にも知らされて
 いなくて驚かされた事もありました。

 この映画は現実とフィクションの入り交じったものです。俳優達も各々の気位に
 応じて対応していました。私は私生活ではむしろ冷静なタイプですが、ほんの些
 細は事も怖がる方なのです。勿論、私にもあまり楽しいとはいえないアバンチュ
 ールの経験はいくつかあります。そういった事は誰にも起きる事でしょう。人は
 それぞれの持って生まれた性格、感受性でそれらに対応していくものだと思いま
 す。

> rfi >>
 アリエルドンバールさんは、嘗て『ペルスバル』『シナラ』『美しき結婚』『海
 辺のポーリーヌ』等に出演しています。現在、彼女はエリック・ロメールの世界
 を去り、更に多様な世界で活躍する為、クロード・ジティの『アステリクスとオ
 ベリクス』や、最近は仏伊合作映画『ボーバーグ』にも出演。この映画は中央ア
 ジアのモンゴル砂漠で撮影されたウズベキスタンの映画で、この中で彼女はとて
 もミステリアスな役を演じています。

>> Arielle Dombasle >>>>
 私は世の中の様々な事に好奇心旺盛で、自分と異なる世界(プラネット)が大好
 きなのです。モンゴルの俳優、ヌーズベクとの共演はとても新鮮でしたが確かに
 難しくもありました。でも、私が演じていく様々な事の中で、大きな冒険ととも
 に本当の人生を生きる、という体験は素晴らしいものでした。

> rfi >>
 アリエル・ドンバールさんは、たわいない事、軽い事が、楽しさや喜びに繋がる
 と言っています。そうした楽しみ方が、多分、しばしば監督を惹き付ける彼女の
 魅力になっているようです。

>> Arielle Dombasle >>>>
 私は監督との出会いの中で、ものすごい暴力も爆発もないシンプルなストーリー
 の中、彼が何を言いたいのか、何をこの映画に持ち込もうとしているのか、どん
 な想像の世界があり、彼の作品の力はどんなものか、その表現や夢はどんなもの
 なのか、そういう事で私は作品を決めるのです。

 私はコメディを愛しています。というのも、私は笑う事が大好きだからです。『
 アステリクスとオベリクス』では、ドパルジュー、クラヴィエ等が出演し、CG や
 特殊メイクがあり、とにかく楽しいものでした。私にとって軽妙さとは、ソフト
 でエスプリ、知性、滑稽さ、そして楽しさを指すのです。

(*1)カリム・ドリディ
    監督。1961 年チュニジア生まれ。’94 年『ピガール』で長編デビュー。

(*2)『ルール違反』(’97年)
    ’98 年の第6回フランス映画祭横浜にて上映。
    監督のカリム・ドリディも来日。なお、同作品ではアリエル・ドンバール
    も来日。

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                                    □

>>☆4☆シックス・センス☆<< ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛    ★★★★★  本当に、してやられたとはこのこと。話題の「秘密」のラストーシーンに驚かさ  れたのはもちろんのこと、ただの恐怖映画に終わらせないストーリー構成の巧み  さ、とくに登場人物達の心理描写の見事さに驚いたのであった。  中心となるのは四人の人物。いわゆるシックス・センス(死者を見ることが出来  る能力)をもつ少年、その少年を助けようとする心理学者、少年を愛しながらも、  どうしたらいいか解らない母親、そして、仕事一本槍の夫に哀しむ妻・・・  物語は最初、あたかもこの少年を中心に進むサイコ・スリラーのようであり、い  かにこの少年を救えるか、がテーマになっているように見えるが、実は四人が四  人共心に傷を持っており救いを求めているのである。この少年を救うことにより、  いかに皆が癒されていくか、「癒し」こそがこの映画の最大のテーマのように思  える。  離婚、夫婦関係、親子関係、いじめ、児童虐待など、現在アメリカで問題となっ  ている事柄を露骨にではなく、暗にニュアンスとしてストーリーに組み入れ、そ  こから解き放たれることを望む人々を中心に描いたからこそ、本国アメリカで大  ヒットしたのではなかろうか。ただの大どんでん返しや、恐怖感が理由なら、こ  こまで話題にはならないであろう。    子役のH.Jオスメントの演技は各マスコミで絶賛され、言うに及ばないが、(もは  や演技とは言えまい。まさに“素”なのです。)「彼と共演してはボサっとして  はいられないよ。」とのコメントを残したB・ウィリスも、今までのアクション男  優からのイメージチェンジに成功し過去の作品の中で最高の演技をしていたよう  に思える。    監督のM・ナイト・シャマランはインド出身の新人ということだ。だからこそ既存  のハリウッド映画にはない、繊細な作品作りに成功したのではないだろうか。  この映画や、大ヒット中の“マトリックス”のように一筋縄ではいかない作品が  増えつづければ、ハリウッド映画界もより活性化するのでは?  余談ですが、この映画を見た後、ジュゼッペ・トルナトーレ監督の「記憶の扉」  という作品を思い出した。大ドンデン返し系がお好きな方、宗教に興味があるか  たにはオススメです。(同じく心の救いをテーマにした作品です。)                                  MS.QT.MAI __________________________________________________S_c_r_e_e_n_K_i_s_s_____                                     □ >>☆5☆東京国際映画祭:アーベントランド〜さすらい〜☆<< ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛    監督:フレッド ・ケレメン    出演:ヴェレーナ ・ヤッシュ、ウォルフガング・ミヒャエル、       イーザ・ホッホゲルナー    1999年/140 min(コンペ )    11:20〜 オーチャードホール    リピート:11月5日(木)19:20〜 渋谷ジョイシネマ  失業者のアントンと、その恋人レニ。同棲している2人だが、些細の事から喧嘩  してそれぞれの長い夜を過ごす。ニーナの紹介で売春まがいの事をしたり、知人  が歌手をしている怪し気なホテル行くレナ。一方、酒場の梯子の上、そのホテル  の前で門前払いをされるアントン。やがて夜明けになり、再び部屋に戻って来る。  別々に夜を過ごした二人だが、彼らの距離が微妙にすれ違って交錯している。一  見全く異なる夜の時間だったようだが、実は結局回り道をして、再び振出しの彼  らのフラットへ戻る仕掛けが巧い具合に組まれているのだ。  冒頭から、職安での暴行シーンがあり、暗い画面でより憂鬱になりそうな出来事  までが、その場面の中で展開されていく。汚い川の中州で、汚れながら啼いてい  た白鳥や、恐らくは変態に殺されたのであろう、幼い少女の死体。これらの目撃  者となってしまう、アントン。これらは彼の中の無垢な部分を刺激する。  見知らぬ男とのセックスでも満たされない空虚な心を持つレニ。極端に言葉少な  いアントンに怒りを覚えるものの、彼の中の孤独な面に共通点を見い出す。  かなり実験映画のような作風で、最初の方は画面が暗い。ざらざらで、時に不安  定なカメラの捉えるアップ。音楽もポップなものも含まれているが、やはり全体  がアンニュイなムードで、特にニーナがホテルで歌う歌はダミアの「暗い日曜日」  のような感じだ。(来日した女優さんは、このニーナ役の人で、観客の要望に応  じ、舞台でアカペラでこの曲を披露してくれた)  ともすれば目蓋が仲良くなりそうな予感さえしていたが、作品に馴染んでいくう  ちに、何時の間にか140分が経過してた。但し劇場での一般公開は至難の技と思わ  れるので以下に監督ティーチ・インからの抜粋をレポートしておきたい。  撮影にはカメラとフィルムの2台を常に同位置に準備し、人間の視線を意識した  カメラワークをする事で、ドキュメンタリータッチの効果を狙ったという。アン  トン始め、登場人物は台詞が少ない代わりに、仕種や視線、といったものでの表  現を要求されている。言葉より、こういったものの方が正直で、ワールドワイド  に伝えやすいから、という事だった。  映画は現実を反映する鏡のようなものだから、人間を描いていくことでリアリ  ティな事柄を表現していきたいそうだ。  同監督作品『フロスト』(1998年/201min)も今回シネマプリズムで1度上映さ  れているが(11/3)、こちらは日本語字幕なし、という一文で恐れを成し見損ね  てしまいました。                                 鳥野 韻子 __________________________________________________S_c_r_e_e_n_K_i_s_s_____                                     □ ┏━┓                       I N F O R M A T I O N ┃F┃登録・解除・お問い合わせなどについて ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇◇星(★)の意味___________________________◇ ◇   このメールマガジンで表示されている星は5つが最高で、1つが最低です。 ◇◇メールアドレス変更・解除______________________◇ ◇   このメールマガジンの購読解除は、ご登録された発行元のホームページより出   来ます。こちらでの作業は一切しておりません。   まぐまぐ   (http://rap.tegami.com/mag2/m/0000007585.htm)   マッキー!  (http://macky.nifty.ne.jp/servlet/FreeMailServlet/           mail_backnum?freemail_id=412)   メルポット  (http://melpot.net-planning.co.jp/) ID:0000000008   ココデメール (http://mail.cocode.ne.jp/) ID:0200300007   ClickIncome  (http://clickincome.net/mg_lt/mag/m00000031.html)   Pubzine (http://www.pubzine.com/detail.asp?id=1547)   emaga (http://www.emaga.com/entertainment/intro/film.html) ◇◇サービス______________________________◇ ◇   ホームページでは過去に記事を参照できるようになっています。   http://www.ScreenKiss.com/   Backnumber.toを利用したバックナンバー再送信サービスもあります。   http://backnumber.to/list.asp?userid=10007585 ◇◇広告募集______________________________◇ ◇   ScreenKissでは、広告を募集しております。   詳しくは、webmaster@ScreenKiss.comへ ◇◇協力・提携_____________________________◇ ◇   AntenneFrance(http://www.antennefrance.com/)   Le Petit Bouquet日本語版(http://www.metamondes.com/PetitBouquet/) ◇◇お問い合わせ____________________________◇ ◇   色々な情報やアイディアや感想などありましたら下記のアドレスまで投稿をお   願いします。そのほか編集に協力して下さる方も募集しています。   mailto:webmaster@ScreenKiss.com ◇◇スタッフ______________________________◇ ◇   【編集長】      【記事執筆】    中津川 昌弘     鳥野 韻子               立野 浩超               山下 裕               MS. QT MAI               hana ◇◇ScreenKissについて_________________________◇ ◇   映画に関して、「人物」「作品」「映画祭」「制作」と言った観点から紹介・   論評するメールマガジンです。   Copyrights(C), 1998-1999 ScreenKiss  掲載された記事はいかなる形式であれ許可なく転載は禁じられています。 ┼                                   ┼