ScreenKiss Vol.064

1999年 11月 12日 配信
ScreenKiss Vol.064

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Vol.064

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>☆ C O N T E N T S ☆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−☆<   □ロンドン・フィルム・フェスティバル   □ぷちっと・ぱぱらっち (1) >☆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−☆S_c_r_e_e_n_K_i_s_s☆< >>☆0☆記事の訂正とお願い☆<< ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ □訂正とお詫び  Vol.060掲載の「映画に見る60年代ファッション」の内容に一部間違いがござ  いましたのでご連絡致します。  ■アメリカン・グラフィティー   誤:コッポラ監督の名作青春映画ですが   正:ジョージ・ルーカス監督の名作青春映画ですが  記事執筆にあたっては充分、内容確認をしているつもりですが、このように記事  に関しまして、間違いや疑問点を感じられた場合は、ご遠慮なくご連絡頂きたく  思います。読者の皆様から勉強させて頂くことも多々あるかと存じます。  お詫びと共にこれからのご支援をよろしくお願い申し上げます。 □あちゃら「メールマガジン大賞」への投票をお願いいたします。  ScreenKissはイサイズ・あちゃら「メールマガジン大賞」へ参加しています。  是非投票をお願いいたします。  投票はこちらへ。  メールマガジン大賞・人気投票フォーム  
 

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>>☆1☆ロンドン・フィルム・フェスティバル☆<< ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛  11月3日から始まったLondon film festival 、セレブリティの面々がオープニ  ング・ガラ会場に入っていく華やかな様子は翌日のニュースで何度も放送され、  オープニング作品として公開されたアン・リー監督の「ride with the devil」も  好評だったとのこと。  翌日4日(木)から本格的に上映が始まり、のべ25本前後の映画が4会場7館  を中心に公開されています、、と書くと何だかとても賑やかな感じですが、それ  ぞれの会場はセントラル・ロンドンではあるものの、最寄の地下鉄の駅も別。渋  谷をあげて映画祭ムードの東京国際映画祭のような一極集中型とは少々違った趣  です。  私が4日(木)から週末(6日・7日)にかけて通った劇場街レスター・スクエ  アーにあるOdeon West End という映画館は、一目で「ここが映画祭の会場です」  と分かるように映画祭の公式ポスターが大きく掲げられ、スクエアー(広場)内  に映画祭専用のチケットブース(「スケルトン」になっていて、そこそこ垢抜け  ているから結構目立つ)もあったりはしているものの、向いの映画館で、映画祭  などそ知らぬふりで上映している「シックス・センス」の巨大看板のほうがどう  見ても目立っており、映画祭は「おとなしめに賑やか」というところ。  上映は午後1時半前後から始まり、最終回は午後9時前後。昼間の回は当然の事  ながら「そこそこ」程度の人入り。でも、夜6時以降の回は連日満員の様子で、  夜の賑わいを見て初めて「ああ、映画<祭>」という実感がありました。  前回のレポートで、「ゲストなし、上映のみ」と書きましたが、、、基本的には  そうなのですが、ええ、やっぱりそこは映画祭。ゲストが来場する作品も多数あ  り、何だか私は少しほっとしたのでした。2回上映される作品がほとんど。夜の  上映にはゲスト付きの確立が高い模様。  カナダ映画「The five senses」(私は面白く見ましたが、日本公開は難しいか  も)は午後4時の回にかかわらず、 Jeremy Podeswa 監督か来場,上映前の挨拶  と、上映後のQ&Aがありました。そんなに多くないお客の内、かなりの人が上映後  にQ&Aがあるのを知りながらも映画終了と同時に席を立ってしまい、残されたお客  に「切ない」連帯感があったと感じたのは私だけ(笑)?これも映画祭の醍醐味  のひとつかも?とは思うけれど、夜の回が賑わってくれるようにと祈ってしまっ  たわたくしです。  エリック・ゾンカ監督(11月5日、昼・夜2回上映。夜の回は分からないが、  私が見た昼の回にはゲストなしのシンプル上映)の「small thief」は、「天使が  見た夢」がイギリスでも好評だったためか、昼の回にしては、そこそこ優秀な人  の入り。  必ずや日本でも公開すると思うので、ミーハー的観点からの情報をひとつ。主演  の男のコNicolas Duvauchelleは必見です。太る前のレオ(「ロミオ&ジュリエッ  ト」以前っていうことです)のひょろっとした少年期後半のみの美しき「線の細  さ」と、(顔は似てないけれど)最近いい感じのエドワード・ファーロングの  「陰り」、ナイーヴさもあるにもかかわらず、(矛盾しているけれど)何処と無  く残酷さを併せ持った「粗さ」があり、「ああ、こういう子、探せばいるの  ね、、」と嬉しくなってしまったけれど、でも今後上手く成長出来るかはかなり  疑問。それゆえ尚更必見。  5日(日)、予定より一時間以上遅れて9時半からの上映となったマイケル・ウ  インターボトム監督の新作「wonderland」。満員でした。短い監督の挨拶の後、  作品の上映。上映後のQ&Aは監督だけでなく、プロデューサーやメインキャスト  等、10人近いゲストが舞台に並び、豪華なものとなりました。  「ワールドプレミア」としての公開だったので、普段は冷静沈着そうな監督やず  らりと並んだ俳優陣の少し上気した雰囲気が感じられ、最終回での上映ゆえの時  間を気にする必要のない気楽さもあってか、Q&Aは結構長かったです。  しかしこのQ&A、舞台上と客席との距離の近さに私は驚いてしまったのでした。質  問する観客のラフな話振り、合間にチャチは入るはで、「和やか」というには少  しシニカルな、でも会場全部で話しているような「同じ高さの目線」での雰囲気  は、私には新鮮な体験でした。  終了後の退場は、ゲストも観客も一緒。ゲストも列を作って出口に向かい、ロ  ビーで長々立ち話、出口から一般客同様歩いて会場から出て行ったようなのに、  それを知りつつも素通りしていく観客のドライぶりもなかなか興味深し。  ゲストの人気度、アイドル指数にもよるのだとは思うけれど(イギリスはアイド  ルが育つ土壌がある国です)、個人主義とよく言われるイギリス人気質と、劇場  が散りばめられた演劇の街故の、演劇人との距離の近さの合体の結果なのか  (?)、「遠い所」からわざわざやって来てくれた、というのとは一味違った感  覚でゲストを見ている観客の態度がなかなか私には面白かったのでした。でもこ  の辺はまだ探索の余地あり。もう少し観察してみます。  さて、この作品「wonderland」も必ずや日本で公開されると思うので、詳細はそ  の時に。少々の情報と私見を書かせてもらえば、「ノッティング・ヒルの恋人」  もロンドンの一面を上手く描いていると思うのですが、この作品もまた違う一面  の、でも紛れもまく「ロンドン」の姿が見られます。  「ウエルカム・トゥ・サラエボ」に深く感激した一人のわたくしなので、どうし  てもウインターボトム監督といえば「ウエルカム・、、」と思ってしまうけれ  ど、「バタフライ・キス」から「I want you」まで見てきて、少々のセンチメン  タルさという共通点を除けば、実は「ウエルカム・、、」は監督の作品の中では  どちらかといえば例外作だったのかも?  関連した数組のカップル・家族の3日間の小さな事件を集めた物語。人物構成も  あまり斬新さは感じないし、日々の暮しのコラージュのような面持ちゆえ、物語  を貫く軸のようなストーリーが有るわけでも無いから、この雰囲気の酔えるか酔  えないかが「かぎ」のように思ってみていたのですが、、、。しかし、私は「酔  えなかった」のに退屈することもなく見つづけ、驚いたことに涙がにじんできた  シーンさえあって、、、その辺の「見せ方」が監督の力量なのかもしれません。  でも、この作品のどことなく漂うメランコリックな「甘さ」(ストーリーはけし  て甘くない日々の現実についてなのですが)を「否定」する人がいてもそれはそ  れで納得でくるような気もします。でも、「甘すぎない」ところの妙、とどうし  ても書き添えてしまいたくなるのが、やはりこの映画のすごさなのかも。心底共  感した登場人物の一人のことをが何とも忘れられないせいなのか?  幸せな人は一人も出てこない。皆どこかに痛みを抱えた人達。この作品のタイト  ルは「不思議の国(wonderlad)のアリス」からのもの。やっぱりそれでもこの世  界は「wonderland」なのかも、と少し悲しく、でも少し嬉しく思うまさに「セン  チメンタル」な感をもってしまったわたくしでありました。  London film festival レポート、まだまだ続きます。                                    hana __________________________________________________S_c_r_e_e_n_K_i_s_s_____                                     □ >>☆2☆ぷちっと・ぱぱらっち (1)☆<< ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛  パパラッチ程の突貫撮影の勇気も根性も気力もないが、映画祭等でゲストとの接  触の機会があれば、勿論“お願いして”写真を撮らせてもらい、運がよければ何  か話をしたい・・・そんなミーハー感覚で接した彼等の、私なりの印象をこの  コーナーでお伝え出来れば、と思って書いてみた。たとえ、束の間のコミュニ  ケーションでも、彼等の素顔をちょっぴり垣間見る事が出来る気もする。  スクリーンでは2次元でしか把握出来ないが“実物”を目の当たりにすると、ま  た、イメージが違う点も面白い。私は身長が170cm。で、並んでみると大体の  サイズがわかる。スクリーンでは小柄に見えてた人が実は大柄だったり、華奢な  感じの人が実際は逞しかったり、意外な発見があるのも楽しい。  もともと、このタイトルは女性映画週間ディレクターの大竹洋子氏がジャンヌ・  モローさんからつけられたあだ名。この話を伺って、タイトルに拝借した。(勿  論許可済みです)  実は、謙遜でも、何でもなく私はフランス語がわからない。自慢じゃないが、単  語だって10個位しか知らない。しかし、ここ数年この単語だけで何故か乗り  切ってきた。が、今年は随分と英語でも対応してくれる“優しい?”ゲストが多  くてコミュニケーションが取りやすかった。(ついでに言うとに私は英語もさし  て喋れない)下手すると、サインまで英語を書いてくれたりして。  フランス映画祭の魅力は、“面さえわかれば”その辺りを歩いている時や、サイ  ン会場でも(場内整理かかりにどやされなければ)ちょっと話をする機会がある  事。彼等はパーティ以外では、至ってラフな感じでいる事が多いから、その人の  普段の感じや、洋服の趣味もわかって面白い。  今回は先日開催した第7回フランス映画祭を作品別に。その後はその他の機会で  逢った人々の事も書いていければ、と考えている。  ファッションに限って言えば、監督は両極端で、普段からやたらびしっと決めて  る派と、ずーっとリラックスしてます派と両極端だった感じが。  対して女優はと言えば、毎回感じるのは、華やかなイメージの彼女たちの事、普  段もさぞや、華々しくと思いきや、TシャツにGパン、ノーメークでその辺を闊歩  してる。どうやってても“女優”というオーラが発散してるケースもあるけれ  ど、今年はこの手合いは見かけなかった。  アクターはほとんどがリラックス派。普段はTシャツにスニーカーが大半。ま  た、気のせいか今年のゲストはサウスポーが多かったような。 ■『幸福と必然』  クロード・ルルーシュ:Director   フランス映画祭史上初の男性団長。と、敬意を評してトップに出しましたが、実  は凄いタイトなスケジュールでサイン会もパスの為、全然話しなど無理。『男と  女』があまりに有名で、凄いおじいさんと思いきや、まだ60才そこそこ。白髪  まじりの短めの髪、長身でスリムな体型。少し嗄れた声で、上映後の質問等に律  儀に答える姿は、何だか学校の先生のようだった。 ■『ヌーヴェル・イヴ』  カトリーヌ・コルシニ:Director  大きな目、鼻、口、と全てが大づくりな顔立の彼女。一見コワモテだが、実はそ  うでもなかった。カメラを向けた時何故かフラッシュが作動しなかったのだが、  もう1度ポーズしてくれたり、の心遣いが。  ピエール・ル・ラジョ:Actor  形のいい頭頂部が綺麗に反射していて、しかもとっても“濃い”という印象なの  だが、サインには可愛いお花まで書き添えてくれたりして。ふと、サインが途切  れてk空白の時間に何となく居合わせてしまった私、「ど、どうしよう」という間  の持たなさに慌てたのを察して、ことさら丁寧に花を書き直してくれました。 ■『冬の少年』  クロード・ミレール:Director  『オディールの夏』では、確か、遊園地のシーンでちょこっと顔を出していた監  督。この人、縦も横もでかい。手もでかい。ついでに言うと字もでかい。態度  は・・でかくない。観客のひとりひとりに丁寧に接していてとても感じが良かっ  た。  エマニュエル・ベルコ:Actress   作品では、主人公の少年の先生役なんだけど、よ〜く見てると、それほどの年令  差がないみたいだった。ノーメークのせいか余計地味な印象の彼女だが、少年を  思い遣る立場ながら、少年の憧れの対象よいう微妙な役どころは流石。堅い演技  で伸びていって欲しい女優さん。  クレマン・ヴァン・デン・ベルグ:Actor  子役から活躍してるという彼、道理で堂々とした物腰。彼の出演作を見て、いつ  か起用するかも、とメモしておいたという監督。共演のベルコも、彼の事を「と  てもプロ意識が高く、いくらふざけていても、一旦カメラが回り出すとびしっと  役に入っている」と言っていた。  映画の中では壊れそうにデリケートな役どころだったが、実際はちょっと生意気  ざかりの男の子という感じ。澄んだ瞳は私のご贔屓のG・コラン君の小さい時を彷  彿とさせ、サウスポーのところまでそっくりで将来が楽しみ。第2のコラン君に  なって欲しいものだ。 ■『ヒューマニティ』  ブリュノ.デュモン:Director  2年前に『ジーザスの日々』で来日した時は、何と寡黙な人・・というイメー  ジ。しかし、こういっては何だが、出演者よりかっこいい、という印象だった。  作品も硬派で、地味ながら心に訴えるものがあった。そこへ、今回はカンヌでグ  ランプリ。しかし、静かな印象は変わらない。青く澄んだ瞳、きっと結んだ口と  ちょっぴり眉間のしわ。作品は熱く語っても、無駄な事は言わない、そんな骨っ  ぽい感じが魅力。(すかしてるだけ・・という声もあるが)  180cm程の長身を革ジャンで包んで登場。「とてもいい作品でした。次回作が  楽しみです」と言うと、ばつが悪そうに、「え、ありがとう」。カンヌの受賞も  淡々と受け止めて(今年は特にとやかく言われたし)、マイペースな印象が素敵  だった。  セヴリーヌ・カネル:Actress   舞台挨拶で、「今回のカンヌの受賞は作品をつくった皆のものです。初めて出演  した映画で女優賞を獲った事で、若干のやっかみもありましたが、本当に夢のよ  うでした。今後はどうするかまだわかりません」と述べた彼女。この一言に万感  の思いが感じられたが、とても新人とは思えないような毅然とした態度が印象的  だった。  とても大柄な人。作品では不可欠のものとはいえ、かなり厳しい演技が要求され  たにも関わらず、堂々とこなしている。彼女を見ているとこのまま、芸能界の空  気に染まらないでいて欲しいような、でもこうした女優さんもいて欲しいような  複雑な心境になってしまう。 ■『アステリクスとオベリクス』  クロード・ジティ:Director  前回の『アルレット』に続き2度目の来日。前回は写真をお願いすると、わざわ  ざ、サインしたばかりのパンフのページを開いてポーズしてくれる心遣いに感激  したものだが、その時の朴訥とした雰囲気ではなく、今回はどこかしら、上品な  風格のイメージに。縞縞シャツで舞台に登場した姿は背も高く、がっちりした体  格でとても60半ばとは思えない若々しさだった。真夜中のパーティにも顔を出  していたし。  どこから、こんなドタバタコメディをひねり出すのかと思うような静かな人物  だ。今年は自分でもコンパクトカメラを手に、セレモニーでは舞台から写真を  撮っていて、サイン会でも嬉しそうにそれを取り出しては撮影していた。2年前  の写真をプレゼントすると、他のゲスト(レティシア・カスタ)に2年前の自分  と言って、懐かし気に見せていた。1枚の写真へのサインをお願いすると、全部  の写真にもサインしてくれようとする、気遣いの人。  レティシア・カスタ:Actress   フランス版の『エル』等ではそのカバーを飾る回数はだんとつのトップ・モデ  ル。少し明るめのブラウンのヘアに、ブルーに瞳、透明感のある肌が美しい。意  外と小柄でおとなしい印象。 ■『新しい肌』  エミリー・ドゥルーズ:Director  監督にしておくには勿体無い美人。どうみても矢印にしか見えないサイン。でも  「これ、三角?」という阿呆な質問にもにこにこと、「Dのつもり」。  サミュエル・ル・ビアン:Actor(『ヴィーナス・ビューティ』)  何だかこの人、のべつインタビューされていて、何とサイン会にまでけばけばマ  イクが追い掛けていた。無造作なライトブラウンの髪の毛にでーんとした鼻。女  性から「かっこいい!」の歓声があがっていたけれど、良く見ると少しお目めが  離れていて、笑うとこれが下がってしまうのも御愛嬌。カメラを向けるとすぐ  ポーズしてしまうところはサービス精神旺盛。日本の滞在は楽しかったそうな。  マルシアル・ディ・フォンゾ・ボ:Actor  小柄ながら、くっきりした黒めがちな目とダークヘア彼。何故かサインでは、  “BO"とラストを下線つきで強調。これが、また30とか80に見えてしまって、  「何で30なの?」と阿呆質問をしてしまった。呆れた顔もせず、説明してくれ  ました。いい人だぁ。 ■『少年たち』  ジャック・ドワイヨン:Director  髪はぼさぼさ、やや猫背(170cm位のところに、これだから余計低く見え  る)、服装にもやや無頓着で、何となく風采のあがらない感じのこの人こそ、ド  ワイヨン監督。しかし、地味な印象ながら、1度話をしてみると、その優しい心  遣いに参ってしまう筈。落ち着いた声、生真面目な態度。  インタビュー時、通訳の方が一生懸命日本語に訳して下さっている間、ちょっぴ  り暇な監督を激写。撮影中もお茶目なリアクションだった彼、「フランス語わか  らないんです」という私に流暢な英語で「じゃ、フランス語で書こう」とすらす  らとサイン。“ちょっとおかしなカメラマンだね”と書いてくれた・・・らし  い。  腰が痛くて長時間座ることが苦痛、という。容体を尋ねると、ここ数年の持病と  か。ディレクターチェアに座ってばかりだからでは?と言うと、「そうかもね」  との事でした。たまたま翌日ロビーで御会いしたので、インタビューのお礼を言  うと、覚えているとは思えないものの、にこやかに応じてくれ、しかも私の大き  な荷物を気遣ってくれる(前日お泊まりだったので大荷物でした)優しさ!作品  の子供達の演技の自然さは“優しいおじちゃん”への信頼なのかもしれない、と  実感した一瞬。 ■『ロベールとは無関係』  パスカル・ポニツェール:  実は、彼と製作の人が舞台に登場すると、2人とも神々しいばかりに、おつむが  光っていた。でも、より一層輝いていた方が監督。元々は脚本家としてのスター  トだったらしいが、ティーチ・イン等ではなかなかひねりの効いた答えをしてい  たし、作品中で、ちょっぴり登場するなどなかなか茶目っ気がある。  この作品の次がオープニングセレモニーを控えていて、サインは諦めるつもり  だった。で、その辺をぽーっとひと回りして会場へ戻ってみたら、まだサインし  てる。そこで、ちゃっかり、しんがりに並んでサインを貰ってしまった。メル  シーと言う前に「最後までよくいたね」と感謝されて?しまった。ちょっとこそ  ばゆかった。 (つづく)                                 鳥野 韻子 __________________________________________________S_c_r_e_e_n_K_i_s_s_____                                     □ ┏━┓                       I N F O R M A T I O N ┃i┃登録・解除・お問い合わせなどについて ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇◇星(★)の意味___________________________◇ ◇   このメールマガジンで表示されている星は5つが最高で、1つが最低です。 ◇◇メールアドレス変更・解除______________________◇ ◇   このメールマガジンの購読解除は、ご登録された発行元のホームページより出   来ます。こちらでの作業は一切しておりません。   まぐまぐ   (http://rap.tegami.com/mag2/m/0000007585.htm)   マッキー!  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QT MAI               hana ◇◇ScreenKissについて_________________________◇ ◇   映画に関して、「人物」「作品」「映画祭」「制作」と言った観点から紹介・   論評するメールマガジンです。   Copyrights(C), 1998-1999 ScreenKiss  掲載された記事はいかなる形式であれ許可なく転載は禁じられています。 ┼                                   ┼

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