ScreenKiss Vol.073

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2000年 1月 13日 配信
ScreenKiss Vol.073

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Vol.073

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>☆ C O N T E N T S ☆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−☆<   □エンドオブデイズ   □ラスベガスをやっつけろ   □ブレア・ウィッチ・プロジェクト   □ペルディータ(PERDITA DURANGO)   □ワンダーランド駅で   □007ワールド・イズ・ノット・イナフ   □ワイルド・ワイルド・ウェスト   □スター伝説 劉徳華(アンディ・ラウ)大特集 >☆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−☆S_c_r_e_e_n_K_i_s_s☆< >>☆0☆明けましておめでとうございます。☆<< ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛  新ミレニアム明けましておめでとうございます。  昨年はScreenKissをご愛読ありがとうございました。本年も宜しくお願いいたし  ます。  ScreenKissはメールマガジンもホームページも内容を充実していくことが出来ま  した。今年は映画ファンのために一層の活動をしていこうかと思っています。  そんなやる気満々のスタッフから新年の抱負を申し上げます。  □中津川 昌弘  「メールマガジンの枠にとらわれずに、色々な企画を行います。」  □鳥野 韻子  「PR担当として、我がScreenKissを世に広める、さらなる努力・・」  □立野 浩超  「アフリカ、中近東、アジアの映画にもっと時間を割きたい。その前に特集を組   んでくれる映画館(祭)が必要だけどね。」  □ゆたか  「年間100本、とにかくスクリーンで観る」  □MS.QT.MAI  「日本中の誰よりも早く(そして安く)新作映画を沢山みる。」  □hana  「出来るだけ多くの国際映画祭に行きたい!+ここ(イギリス)でマニアックな   映画情報を集めつつ、日本の映画情報にも遅れずついていくこと」 __________________________________________________S_c_r_e_e_n_K_i_s_s_____                                     □ >>☆1☆エンドオブデイズ☆<< ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛  「アーノルド・シュワルツネッガー」映画のタイトルの前には欠かせないネーム  バリュー。だが、初日の土曜日19:00という最高の時間にもかかわらず空席  が目立つ・・・。もうこの名前の威光もあまりないのか?などと考えつつ本編  に・・・。  ストーリーは、1999年のニューヨーク。元刑事でVIPの身辺警護をしてい  るジェリコはある不審な事件に遭遇する。やがてその事件から、実は闇の支配者  サタンが復活し、次の1000年紀を暗黒の世にすべく動き始めていた。それを  阻止すべく奔走するジェリコだったが・・・・。  まあ要するに、シュワルツネッガー対サタン、これなのである。いや、これだけ  なのである。それにしても、まあ何ともおおざっぱな映画であろうか。まずス  トーリーがあってないようなもの。キャラクターも人間の部分は描いているよう  だが全く伝わらず。とにかくご都合的である。  まあ、今言ったことはどうでもいいのかもしれない。見せ所だろう映像・アク  ションであるが、これまた別に目新しいものもなく、だがとにかく派手にぶっ壊  してはいる。  うーん、これはひどい。  これが観ている途中の感想である。でも人にはそれぞれ好みも違うし、こういう  映画を何も考えずに観るのもいいと思う。だが、ハリウッド映画があまりいい意  味で語られない時の要因の一つとしては、こういう映画を大金はたいて作ってし  まうことが挙げられるのかも。  観なければよかった・・・。  これが観終わった後の純粋な気持ちだった。                                   ゆたか __________________________________________________S_c_r_e_e_n_K_i_s_s_____                                     □ >>☆2☆ラスベガスをやっつけろ☆<< ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛    監督:テリー・ギリアム    出演:ジョニー・デップ、ベニチオ・デル・トロ    カルト度:★★★★☆    総評:★★☆☆☆  全く狂ったドラッグ映画。映像・撮影上の遊び方は異常なほどで、まさしくド  ラッグに埋もれながら想像され、ドラッグを吸い込みながら作られていったかの  ような映画。日本の撮影関係者には勉強の為に絶対に見てもらいたい。もちろん  ドラッグの勉強の為ではないよ。  私にはライティングやカメラ、レンズ、フィルムのことを詳しく説明できるほど  の知識もないから具体的に説明しづらいが、ありとあらゆる器材の中からイメー  ジを表現するために厳選されたものを使用してあの映像が作られたってことは一  目瞭然。  ストーリーはさしおき、と言うか話したって興味がでないだろうからとくに触れ  ないでおこう。カルトって言われる映画はストーリーの問題というよりもひたす  ら不可解であったり、見た目の驚きが重要だってことを実感できる。そう、これ  はカルト映画だってこと。ただ、一流カルトはストーリーも破天荒だけど、これ  は原作がしっかりしているせいか、失われたアメリカンドリームがどうのこうの  とあって、多少まともすぎないか?  このストーリーの面白さは大したことない。ジョニー・デップの怪演なんて、彼  ならごく普通のこと。回りの役者もみんな個性的だけど、そんな映画はよくあ  る。  ひたすらその映像に浸り、げろくそまみれになり、黄色い煙にむせながら目を回  す映画。そんな映画を見たければお勧めだ。  そんな映画は見たくないって人は、ジョニー・デップのファンであっても行かな  い方がいい。                                 立野 浩超 __________________________________________________S_c_r_e_e_n_K_i_s_s_____                                     □ >>☆3☆ブレア・ウィッチ・プロジェクト☆<< ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛    プロジェクトに対する評価:★★★★★    映画としての評価:★☆☆☆☆  「これはドキュメンタリーだから、手ぶれがあってしょうがない。うるさい叫び  声も、雑音もしょうがない。」と、そう考えてください。家族のキャンプを父親  がとったビデオと想像してもらえばこの雰囲気が分かる。  私は三半規管が弱いため、すっかり頭痛に襲われたし、途中何度か天井に目をそ  らさなくてはならなかったくらいだ。そこまでして映画館の大画面で81分もか  けて見る必要があるのかと疑問に思った。  アメリカでの熱狂ぶりから日本では大作かのような宣伝が行われ、ものすごい上  映館数ぶりになってしまったが、誰がこんな作品を丸の内ピカデリーや渋谷東急  文化会館などの巨大な画面で見たいと思うのだろうか? 2 X 3m程度のミニシ  アターでの上映が適切な作品だと思う。  また、その大袈裟な宣伝の為多くの観客はまったく予備知識なく見にきてしまっ  たのだろう、回りから聞こてくる反応は最悪だった。「中途半端」だとか、「な  にあれ???」、「それで???」と。  アメリカで行われたインターネットを駆使し、ケーブルテレビで実話かのように  放映され、公開当初は映画館数を絞り口コミを獲得していったその宣伝方法と違  い、日本ではごく普通の宣伝方法しか目につかないし、それではこの作品が単に  アメリカで大ヒットしている"ハリウッドの大作"と勘違いしてしいまってもしょ  うがないだろう。そう思って見に来た人はがっかりするはずだ。  まず、この映画を見る前にホームページくらいは開いてみること。できれば、出  版物にも目を通して、この話が実話だと自分で信じこまなくてはならない。  すくなくとも、この映画がどういうコンセプトの元に公開されているのかをチラ  シくらいは熟読する必要がある。私はいつも映画はできる限り批評やあらすじを  知らないほうが楽しめるし、驚きをかんじることができる。つまり見る前に「パ  ンフレットなんて買わないで」と言っているのだが、この映画は違う。とにかく  事前に知識を得ておかなくては意味がない。  また、これは映画館で見なくてもビデオでみれば十分だし、その方がこの作品の  意図に合っているとも思う。  ヘザー、マイケル、ジョシュアの3人は演技が上手い。これは正確に言えば監督  の目論見どおりに事が進んだというころらしいが、ともあれ本当に3人は怒り、  恐れ、今は死んでしまったかのようだった。すでにハリウッドから声がかかって  いるとのことだが、本当に演技ができるかどうかは疑問だが、チャンスを掴んだ  ことに間違いはない。  監督・脚本・編集のダニエル・マイリック&エドゥアルド・サンチェスの才能に  関しては、映画としてこの作品を考えると、つまりドキュメンタリーやプロジェ  クト全体ではなく1作品として分けて考えた時これは全くの駄作どころか手ぶれ  だけとってみても最悪の映画となってしまう。  ただしそれは適切な見方ではないだろう。やはりホームページやこの映画全体の  しっかりした企画・宣伝など全てを1つとして評価しなくてはならず、そう考え  た時これは単に映画としての枠組みでは収まらないことに気付く。映画、出版、  テレビ、インターネットが合わさったトータルメディア作品としては超一流なの  だろう。一種のゲームとして考える時、面白くてたまらなくなる。  ダニエル・マイリック&エドゥアルド・サンチェスはこれからハリウッドで2作  目を手がけるのだろうが、果たして普通の映画を撮ることができるかは疑問が残  る。  さらに、上映方法のリクエストとしてもう一度編集しなおし16ミリでの撮影  シーンなどを差し込まないで欲しいこと、映像が終わった後はスタッフの名前な  ど見せなくてもいいから本当に見つかったフィルムの映像にして欲しいこと。な  んてったって、これは映画ではないのだから。                                 立野 浩超 __________________________________________________S_c_r_e_e_n_K_i_s_s_____                                     □ >>☆4☆ペルディータ(PERDITA DURANGO)☆<< ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛    97年スペイン・メキシコ合作    監督:アレックス・デ・ラ・イグレシアス    出演:ロージー・ペレス、ハビエル・バルデム    ★★★☆☆  こりゃまた一段と狂った映画だね。  題名は主役の女性の名前。  激しい暴力、殺人、セックス。犯罪の入り口といわれるメキシコ−アメリカ国境  付近が舞台で、最後はラスベガスまでのロード・犯罪ムービーとなる。  見ごたえ?今となってはハリウッドにはここまで一本槍な激しさのある映画は作  れないだろうから、そこが見ごたえ!! 先日物議をかもした「ファイト・クラ  ブ」がまじめな映画に見えてくる。  とにかくやりたいほうだいの2人組みが起こす犯罪が彼らの目線で進展してい  く。「この映画にメッセージなんて必要ない。」と思いきや、結構淋しげな心理  描写もあり、細かく見ていくことをお勧めする。犯罪をしていく彼らの境遇を考  えさせられる場面もあり、どことなく憎めない。  タランティーノ映画の雰囲気と似ているから、彼の映画ファンなら比べてみても  面白い。いかにタランティーノがこういった映画から影響を受けて、彼独自の世  界を組み立てているのかが分かる。  一方、97年の作品「ペルディータ」は、アメリカとは別世界のメキシコ・スペ  イン合作映画で、いかにハリウッド映画界とは一線を画する世界が存在するかを  実感させられる。  あれだけ極悪の顔つきした2人だが、ロージー・ペレス、ハビエル・バルデム共  に今後の活躍を期待できる俳優だ。今後も回りを固める癖のある役者としての出  演が続くだろう。                                 立野 浩超 __________________________________________________S_c_r_e_e_n_K_i_s_s_____                                     □ >>☆5☆ワンダーランド駅で☆<< ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛    Next stop, Wonderland    監督・編集・脚本:ブラッド・アンダースン    ★★★★☆  ストーリー、ボサノバ、ボストン水族館やこの季節の町の色合いが映画として1  つにまとまっていて、見ていて心地いい映画。とりわけ傑作という事でもないの  だが、もしも皆さんが気晴らしやちょっとした気分転換を必要としていて、アク  ション映画の気分でなないなという時はこの映画がいいのでは?  撮影は全編を通して手持ちカメラの映像が、主人公の看護婦・エリンや、水族館  のボランティアダイバー・アラン達の感情をリアルに映し出す。たとえば電車で  通勤する姿、その「人ごみの中でも孤独を感じる」という場面は、なかなか巧い  映像だった。また、エリンとアランそれぞれが友人達と酒を飲みながらBARで  会話をしているシーン。別々2ヶ所のBARが数カット毎に入れ変わり同時進行  を見せる場面ではちょっとした遊び心を感じる。見ていてすんなりとその2ヶ所  の雰囲気が伝わってくる。この監督、BARでの映像が上手だと思う。  しかし、一部のシーンでは手ぶれがひどすぎて目障りに感じることもしばしば  あった。意図的に手ぶれを起こしているようなのだが、ここまでぶれていると  「ブレアウィッチ」のように気持ち悪くなる。やはり、固定カメラの使い分けも  もっとお願いしたい。  見所というわけでもないが、水族館の人気者「パフ」 (針せんぼう)はなかなか  愛らしい。                                 立野 浩超 __________________________________________________S_c_r_e_e_n_K_i_s_s_____                                     □ >>☆6☆007ワールド・イズ・ノット・イナフ(2月公開予定)☆<< ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛    ★★★★☆  P・ブロスナンがボンドになってから、どうもパッとしなかった、007シリーズ  ですが、今回の作品はなかなかの出来。  ストーリーは父親を何者かに殺された石油王の娘が自らも命を狙われるハメにな  り、捜査線上に、かつて銃弾で頭を撃たれたため、全ての感覚を失った男が浮か  び・・・スキーにボートヘリコプター、それに気球まで使ったアクションを展  開。と、まあお馴染みの流れなのだが、本作が魅力的なのは今迄の5代目ボンド  作品ではイマイチ魅力不足だった脇役、とりわけ悪役に強烈な個性を持たせてい  ること。  演ずる、ロバート・カーライルは今やイギリス系映画界では押しも押されぬス  ターだが、こんな娯楽大作に出ても少しも普段の魅力を失わず、感覚を失った男  の切なさを巧みに表現していた。本来ただのフリークになりがちなスキン・ヘッ  ドに弾痕という容姿でも決して嘘くさく見えない。彼が本当に演技の出来る男で  あることを改めて証明した。  また、狙われる妖艶な石油王令嬢には、30代になり輝きを増したソフィー・マ  ルソーを起用。天使か、悪魔か?ボンドを翻弄する女性として氷を使った大胆な  ラブシーン(ヒューヒュー!)まで演じ、美しさを惜しみなく発揮。ボンド映画  の醍醐味を充分に堪能させてくれる。  シリーズお馴染みの登場人物の一人「M」を演じるジュディ・デンチも今までは  特別出演的存在だったが今回は事件に深くかかわる主要人物として登場。昨年の  大活躍を意識しての計らいか。とにかく彼女が現れるだけで、画面にそこはかと  ない緊張感が漂う。さすがです。  と、こうなってくるとちょい可哀想なのがボンド・ガールに大抜擢されたデニ  ス・リチャーズ。ソフィーに比べて出番もかなり少なく、貫禄もないので押さ  れっぱなしの感あり。でも「スターシップ・トルーパーズ」で虫の解剖して吐い  ていた頃に比べたら(笑)格段美しくなっていたし、「トータル・リコール」の  ころのシャロン・ストーンを彷彿とさせる雰囲気があり、ハリウッドスターとし  てこれから伸びていく人なのでは。若さで勝負!ですね。  またオースティン・パワーズが大ブレイクした後だけに、スパイ映画を見るとつ  い笑ってしまいたくなるのですが、何と本作ではあからさまに、ファット・バス  タードをパロったギャグあり。パロディにはパロディで返す、という粋な?計ら  い。ジェームス・ボンドもかなり懐が広くなったものです。  前作では香港で、今作ではカザフスタンやトルコで大活躍したボンド。次回作で  は是非フジワラ・ノリカでも伴い、日本にやって来てもらいたいものです。ボン  ド・ガールってそんなに演技力も要らなそうだし。でもworld is not enough と  か言ってる位だから、日本じゃ狭すぎるかな。                                 MS.QT.MAI __________________________________________________S_c_r_e_e_n_K_i_s_s_____                                     □ >>☆7☆ワイルド・ワイルド・ウェスト☆<< ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛    ★★★★☆(娯楽映画として)  まず、ウィル・スミスの魅力についてじっくり語りたいと思います。  1.アフリカ系アメリカンである必要性のない役をこなせる。(例:本作、エ    ネミー・オブ・アメリカなど)  2.ミニシアター系の渋い役もこなせる。(例:私に近い6人の他人)  3.歌やダンスも一級品(CDを聴こう!)  という事で、今やシュワやブルース・ウィリスのギャラをも抜き、トップスター  の座を確立したウィル君。ニューズ・ウィーク誌で「今や白人の子供達がブラッ  クのマネをする時代が来た」というようなことを言っていましたが、真っ先に頭  に浮かぶのはまさに彼でしょう。主要ミュージック・アワードには必ず妻子と共  に現れ、家族への愛情を惜しげなく表し、歌も映画も必ずや?1ヒットにしてし  まうその姿はまさにアメリカのニューヒーロです。(バツイチなとこもアメリ  カっぽい。)彼のいちファンである私は既に本作の米国版ビデオを入手し3回も  観てしまった。(主題歌のプロモもおまけに入っていてお徳。)  話が大分脇道にそれたので本作の話に入りますが、ウィル君の魅力を差し引いて  も充分楽しい映画。「楽しい」という単純な表現がとっても良く似合う作品で  す。どぎついお色気シーンやバイオレンスも押さえてあり、年齢層を問わず楽し  める作りに。  昔ながらの西部劇の雰囲気を残しつつも、(バーンシュタインの音楽が雰囲気を  もりあげるんだな。)オリジナルのTV版では白人が演じていたジム・ウェストに  ウィル・スミスを起用したり、ヒロインにメキシカンのサルマ・ハエックを選ん  だりと、あくまでキャスティングは90年代色強し。ジョークも人種差別やゲイ  ネタなどかなりキツ〜いが、これってやっとそういった問題を笑い飛ばす余裕が  人々に現れてきた証なのでは。ヘタしたら大問題ですよね。特にケネス・ブラ  ナー演じる戦争で足を失った悪役と、ウィルがお互いに肌の色や容姿をののしり  あう場面、一歩間違えば、シャレにならないってば!    とにかく役者が皆楽しんで演じているのがいい。悪役のマッドな科学者を演じる  ケネス・ブラナー、ここまでおバカ役を、シェイクスピア作品や古典専門の彼が  こんなに豪快に演じるとは・・・エマ・トンプソンと別れて以降、W・アレン作品  に出たりと、役者としての幅が広がったような気がします。本人もこの役、かな  り気に入っていたらしい。  パートナーのゴードンを演じるケビン・クラインも相変わらず笑わせてくれま  す。彼って他のコメディアン達に比べあくが強くないのがいい。本作ではウィル  君と共に女装合戦を繰り広げてくれますが、単なるおバカにならず、60年代の  コメディーみたいな雰囲気が残るのはひとえに彼の上品なルックス故か。(つ  い、M・モンローの「お熱いのがお好き」を思い出してしまった。)  思えば私がK・クラインを知ったのは87年のデンゼル・ワシントンとの共演作  「遠い夜明け」で、彼は南アのアパルトヘイト問題と戦うスティーブ・ビコ(デ  ンゼル)に命を賭けて協力する記者の役でしたが、作品から10年ちょっとたっ  たいま、これだけアフリカ系アメリカ人の地位が確立されてきたことを思うと  ちょっと感慨深いものがありますね。ボーダレスな世の中になってきたことが映  画界にも大きく反映されているようです。  余談ですが、女優、クドウ・ユウキさんがとある雑誌で「ハリウッドでは日本人  女性には、すぐ殺されるビッチな役しか回ってこない」と言っておりましたが、  この映画の東洋人女性の役のことでは?バリー監督、次作では是非東洋人にも  クールな役をお願いしますね!                                 MS.QT.MAI __________________________________________________S_c_r_e_e_n_K_i_s_s_____                                     □ >>☆8☆スター伝説 劉徳華(アンディ・ラウ)大特集☆<< ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛    キネカ大森にて12月11日から1月末ごろまで  アンディ・ラウ:主演映画約100本、アルバム約50枚 日本でもアイドル的人  気を博する人気スター。  さて、自分でも意外だが、90年の作品「アンディ・ラウの逃避行」を見にいっ  た。彼のファンでもないが、面白いとの噂があり見てみた。始まって2、30分  ほどたってこれはアイドル映画にすぎない…と思いきやさすが香港映画といえる  アクションや格闘があり、なぜかそれなにり楽しめてしまうから不思議だ。恐ら  く彼のファンならぽーとしてしまうシーンでも私には笑える。  アジア映画好きにはぜひ見に行ってもらいたい。  1月のスケジュールは次の通り  2日〜8日 リー・ロック伝 大いなる野望PART1炎の青春       映画史残る名作・期間限定・最終上映        監督:ローレンス・アモン        撮影:アンドリュー・ラウ          (「いますぐ抱きしめたい」「風雲 ストームライダーズ」)  9日〜11日 神鳥聖剣       アンディ・ラウの制作会社"天幕"の作品 アクション・コメディ       監督・共演:ユン・ケイ  12日〜14日 アンディ・ラウのスター伝説       青春悲哀ドラマ        監督:ジェフ・ラウ(「大英雄」「1000の瞬き」)  15日〜 愛は波の彼方に        99年香港旧正月映画 日本初公開 ラブ・コメディー        監督:ハーマン・ヤウ        共演:石田ひかり  パネル展やプレゼント抽選、関連グッズ販売などあい変わらず企画満載のキネカ  大森ですね。                                 立野 浩超 __________________________________________________S_c_r_e_e_n_K_i_s_s_____                                     □ ┏━┓                       I N F O R M A T I O N ┃i┃登録・解除・お問い合わせなどについて ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇◇星(★)の意味___________________________◇ ◇   このメールマガジンで表示されている星は5つが最高で、1つが最低です。 ◇◇メールアドレス変更・解除______________________◇ ◇   このメールマガジンの購読解除は、ご登録された発行元のホームページより出   来ます。こちらでの作業は一切しておりません。   まぐまぐ   (http://rap.tegami.com/mag2/m/0000007585.htm)   マッキー!  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QT MAI               hana ◇◇ScreenKissについて_________________________◇ ◇   映画に関して、「人物」「作品」「映画祭」「制作」と言った観点から紹介・   論評するメールマガジンです。   Copyrights(C), 1998-1999 ScreenKiss  掲載された記事はいかなる形式であれ許可なく転載は禁じられています。 ┼                                   ┼