ScreenKiss Vol.147

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Vol.147

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>☆ C O N T E N T S ☆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−☆<   □ロンドン映画情報   □ボブ・フラナガンの生と死   □あの子を探して >☆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−☆S_c_r_e_e_n_K_i_s_s☆< >>☆1☆ロンドン映画情報☆<< ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛  ロンドンで発覚したホットなゴシップを2つご紹介する。  6月30日のMETRO(ロンドンの駅で無料で配布される情報新聞)によると、メグ・  ライアン(38)とデニス・クエイド(46)が破局したとのこと。しかも、メグの  新恋人はなんと今最も旬の俳優ラッセル・クロウ(36)!話題となっている。  二人は6月28日、BBC(英国国営放送)主催のデヴィット・ボウイのライブに行っ  たのだが、その前に大胆にもロンドン市内で一緒に買い物と夕食と楽しんだ。二  人が共にいる写真もばっちり撮られている。翌29日に別離は報じられた。二人は  ニュージーランドで撮影された新作「Proof Of Life」で共演している。  メグとデニスの広報によれば「両者合意の友好的な別離」とのことだが、二人が  離婚するかについて、広報担当者は発言を拒んでいる。  二人は1991年のバレンタイン・ディに結婚し、デニスのコカイン中毒を共に乗り  越えるなど、おしどり夫婦で有名だったのだが。  デニスばかりが可哀想に思えてならないこの別離。デニス・クエイドとラッセ  ル・クロウ、似ていなくもないだけに、メグの好みが分かるような、、、、。  もう一つ。ゴシップだらけのイギリスNO1バンド、オアシスのボーカル、リアム・  ギャラガーと女優のパッシィ・ケンジットも破局した模様。  29日にパッシィがイギリスに帰国した際、結婚指輪をしていなかったとのこと。  元々スリムな彼女だが、最近さらにやせてしまった。                                    hana __________________________________________________S_c_r_e_e_n_K_i_s_s_____                                     □ >>☆2☆ボブ・フラナガンの生と死☆<< ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛     Sick:The Life and Death of Bob Flanagan,Supermasochist     1997年/アメリカ/80min/カラー/35mm     監督:キルビー・ディック     出演:ボブ・フラナガン 、シェリー・ローズ     第22回ぴあフィルムフェスティバル:LOVE & SEX  生まれた時から胞膿性繊維症という難病に侵されているボブ。若死するといわれ  ながら、40歳過ぎまでその生命を全うした、まさに彼の「生」と「性」のドキュ  メンタリー。自らをスーパーマゾヒストと呼び、その欲求を満たしてくれるパー  トナーであり写真家のシェリーと共に、その死までを追っている。  上映時間が本来は10分程長いのがオリジナルであるという。この作品は今映画祭  のディレクター、荒木啓子氏が1997年にベルリン映画祭で見て以来、何とか日本  でも上映をする為に尽力した結果、今回この10分の削除でやっとそれが可能に  なったといういわくつきのものだ。  通関の際「男性器が写っていてはいけない」という難航したものの、監督との話  し合いでカットしてでも日本の観客に見せたい、という事にったという。オリジ  ナルフィルムの消耗状態からボカシも出来ず、結果がカットの理由だそうだ。  「オリジナルヴァ−ジョンでなければ見たくないという方は、上映前に払い戻し  てください」と言い切ったディレクターの言葉からは、怒りと自信のほどが伺え  た。  毎回この「通関」問題では映画が打撃を受けているような気がする。確か『オル  ランド』で初めてボカシなしのオールヌードが通った。ディレクターも指摘する  ように「男性器はダメで睾丸はOK」というような曖昧な基準に振り回されて、本  来の作品を別物にしてしまう事自体おかしい。昨年のフランス映画祭で上映され  た『ユマニテ』は公開が決定しているものの、映画祭でも表現に一悶着あったの  で、どういう形で公開されるか、今から心配している位だ。  と、検閲問題はまたにするとして・・凄い作品である。自分の病気と趣味?を作  品にしてしまい、パートナーは彼の死まで逃げる事なく記録している。彼女も彼  に劣らず強靱な精神の持ち主だ。ただでさえ、点滴やチューブから離れられずに  痛々しいのに、そこへまたマゾである。無数の痣や切り傷など、「何もそこま  で」と思えてしまう。だが、映画が進むにつれて段々と、彼の考え方が理解出来  てくる。  「病人や、マゾヒストは本来弱々しいイメージがある。でも、そうじゃない。自  分で自分の身体を支配しているんだ。」  肺に痰がたまり、咳き込み辛そうな様子を見ていると、私は喘息が最悪だった頃  の父の様子にあまりに酷似している事に呆然としてしまった。痰を出しやすくす  る為に時折背中や胸を一定の力で叩いてやるところまでそっくりだった。こうし  て、普通なら病気を宥めるべく「いい子にしている」道を選んでしまう。が、彼  は別の形で闘ったのだ。  その死までもパフォーマンスとして、実行しようと計画していた段階はとても楽  しそうにしていたが、実際「その」時期が来た時に彼が初めて「怖い」ともらし  た。この言葉に実はほっとした。本来の怖いと思う自分を「芸術」の名の下に出  せないまま死ぬ方が余程辛いのではないかと思ったからだ。それでも見終わっ  て、科学では計算出来ない人間の力を考えさせられる。  最後に彼のプライベートフィルムに、彼の歌声がかぶさる。ラストの一言が忘れ  られない。「愛とは常に傷つけるものだから・・・」  この作品まで、この病気の存在さえ知らなかった。彼の2人の妹もこの病気で他  界してるし、弟はゲイ。事実は小説よりも・・である。R指定付きでも他の人にも  見る機会が欲しい作品だ。                                 鳥野 韻子 __________________________________________________S_c_r_e_e_n_K_i_s_s_____                                     □ >>☆3☆あの子を探して☆<< ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛  この映画はまさにアンチハリウッドの旗手である。  話自体は全然奇をてらった題材ではなく、淡々とした本当に普通な設定で、中身  は現実の出来事を基にしている。そして、役者はプロでない素人で、しかも実名  で登場してくる。撮影も多分ほとんどノーライティングで、望遠などを多用した  ある種ドキュメンタリー的な手法(今では多々見かけるが)。  娯楽として、ビジネスとして、全てにおいて計算され、お金をかけて作られるハ  リウッド映画とは180度異なる。だがこの映画がそんなハリウッド作品に劣るどこ  ろか、むしろ明らかなる輝きをそこに見出すのはなぜか。  この作品でとても感じるのは、画面での人々(特に子供たち)の表情がすごく生  きている。これこそはお金では買えないし、これが映画にとって実はとても重要  な部分ではないのかということを、映像によりこの作品は示す。考えすぎは決し  てよくないことを、無垢な子供たちの表情が私に語りかけてくる。  素人の素直な演技でこういう表情が撮れたという部分は大いにあると思うが、こ  れを映像で切り取った監督チャン・イーモウの演出が同様またはそれ以上に素晴  らしいのであると思う。  監督の演出こそが役者を生かしもすれば殺しもする。また、こういう作品が映画  の幅広さを示してくれる。                                   ゆたか __________________________________________________S_c_r_e_e_n_K_i_s_s_____                                     □ ┏━┓                       I N F O R M A T I O N ┃i┃登録・解除・お問い合わせなどについて ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇◇星(★)の意味___________________________◇ ◇   このメールマガジンで表示されている星は5つが最高で、1つが最低です。 ◇◇メールアドレス変更・解除______________________◇ ◇   このメールマガジンの購読解除は、ご登録された発行元のホームページより出   来ます。こちらでの作業は一切しておりません。   まぐまぐ   (http://rap.tegami.com/mag2/m/0000007585.htm)   マッキー!  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QT MAI               吉田 浩二 ◇◇ScreenKissについて_________________________◇ ◇   映画に関して、「人物」「作品」「映画祭」「制作」と言った観点から紹介・   論評するメールマガジンです。   Copyrights(C), 1998-2000 ScreenKiss  掲載された記事はいかなる形式であれ許可なく転載は禁じられています。 ┼                                   ┼

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