第7回フランス映画祭横浜’99上映作品

■ヌーヴェル・イヴLA NOUVELLE EVE1998年/94分共同脚本・監督:カトリーヌ・コルシニ出演:カリン・ヴィアール、ピエール・ル・ラジョ、カトリーヌ・フロ

シングルライフに満足している30才のカミーユ。彼女は突然恋に落ちた相手は社会党の活動家で妻子持ちのアレクシス。愛する男性を手に入れるために、あれこれ策を講じて体当たりする女心が、コミカルなのに切なく胸に迫り、主演のヴィアールも一気に注目された。

■冬の少年LA CLASSE DE NEUGE1998年/98分監督:クロード・ミレール出演:クレマン・ヴァン・デン・ベルグ、ロックマン・ナルカカン

冬休み、山のスキー教室へやって来た空想好きな少年が、隣の村の子供が行方不明になるという事件に遭遇する。『なまいきシャルロット』『小さな泥棒』のミレールが、きめ細かに演出したサスペンスの中で、子供達の自然な姿と多感な内面を瑞々しく描く。配給 シネマパリジャン

■ヒューマニティL’HUMANITE1998年/150分監督:ブリュノ・デュモン出演:エマニュエル・ショット、セヴリーヌ・カネル、フィリップ・テュイエ

他人の痛みも我がことのように感じてしまうナイーブな青年。しかし刑事としての日常は彼を絶望させ、それは人間の原罪意識にまで発展していく。『ジーザスの日々』で97年カンヌ映画祭カメラ・ドールを受賞、衝撃的なデビューを飾ったデュモン監督の2作目。

■アステリクスとオベリスクASTERXET ET OBELIX CONTRE CESAR監督:クロード・ジティ出演:ジェラール・ドパルデュー、クリスチャン・クラヴィエ、ロベルト・ベニーニ

今は昔、フランスにガリア人達が暮らしている頃。魔法の薬の力で国を支配しようと企む悪役(ベニーニ)を向こうに回し、アステリクスとオベリスクが大活躍!?国民的大人気コミックを最高のキャストで映画化し、今春フランスで大ヒットした待望の話題作。

■ロートレック(原題)*後日、邦題が決定しますのでご確認くださいLAUTREC監督・脚本;ロジェ・プランション出演:レジス・ロワイエ、エルザ・ジルベルシュタイン、アネモーヌ

貴族の嫡男として生まれた天才画家ロートレックはゴッホ、ドガ、ルノワールらやモンマルトルのダンサー、娼婦達にインスパイアされ、才能を開花する。そして画家を志すシュザンヌと運命の恋に溺れていくロートレックの涙と笑いの人生。配給 日本ヘラルド

■新しい肌PEAU NUEVE1999年/98分監督:エミリ・ドゥルーズ出演:サミュエル・ル・ビアン、マルシアル・ディフォンザオ・ポ、カトリーヌ・ヴィナティエ

アランは30歳。すでに家庭を持っている。ところが突然、生活の変化を夢見て、何の計画もなく建設現場監督となるための職業訓練を受けることを決意。そこで彼は一人の青年マヌーと出会う。主演は『コナン大尉』で注目を浴びた若手俳優のサミュエル・ル・ビアン。

■少年たちPETTITS FRERES1998年/92分監督・脚本:ジャック・ドワイヨン出演:ステファニー・トゥリー、イリエス・セフラウイ、ムスタファ・グマン

義理の父親とそりが合わず、愛犬キムを連れて家出した18歳のタリアは、同年代の4人の兄弟と知り合う。彼等はタリアの愛犬キムを盗もうと思いつくが・・・『ポネット』のドワイヨン監督がマイノリティの少年たちへの共感と共に、心の真実を描く珠玉の一篇。

■ロベールとは無関係RIEN SUR ROBERT1998年/105分監督:パスカル・ポニツェール出演:ファブリス・ルキーニ、サンドリーヌ・キベルランヴァレンティナ・チェルヴィ

コラムニストのディディエは、軽い気持ちで書いた記事のせいで人生が急降下。『美しき諍い女』『パリでかくれんぼ』の脚本家としてすでに活躍中のポニツェール監督がしゃれた台詞と小気味よいテンポで、人生の尊さをさりげなく描くヒューマン・コメディ。

■幸運と必然(原題)*後日、邦題が決定しますのでご確認くださいHASARDS OU COINCIDENCES監督:クロード・ルルーシュ出演:アレッッサンドラ・マルティネス、ピエール・アルディティ

バレエ・ダンサーで女優でもあったミリアム。別れた夫との思い出を胸に、ヴェニスを旅する彼女の前に温かい人柄の画家ピエールが現れる。美しいダンスシーンとロケーションに彩られ、ルルーシュ監督の新しい傑作と呼び声も高い”癒しと再生の物語”

■父の跡をたどってJE REGLE MON PAS DSURLE PAS DE MON PERE1999年/88分監督:レミ・ウォーターハウス出演:ジャン・ヤン、ギヨーム・カネ、ロランス・コート

父と再会する為に全てを賭ける決意をした青年。しかし、父は冷たく彼を拒絶。そのため青年は身を偽って、密かに父のそばに潜り込む。主演のギヨーム・カネは最新作『ザ・ビーチ』でレオナルド・ディカプリオと共演している若手注目株。

■カーニバルKARNAVAL1998年/88分監督:トーマ・ヴァンサン出演:アマール・アブダラ、シルヴィ・テチュ、クロヴィ・コルニヤック

北の港町、ダンケルク。青年ラルビは新しい生活を求めて南仏に旅立とうとするが列車に乗り遅れ、そこで一組の男女に出会う。カーニバルの熱気溢れる2月のダンケルクを舞台にした色鮮やかなラブ・ストーリー。この映画で旋風を起こした女優シュルヴィ・テチュは必見。

■今日からスタートCA COMMENCE ALIJOURD’HUI1999年/117分監督:ベルトラン・タヴェルニエ出演:フィリップ・トレトン、マリア・ビタレシ、ナタリー・ベキュ

幼稚園の園長でもあるダニエルは、ある夜、父兄が置き去りにした少女と赤ん坊を家に連れ帰る。その行為は規則違反だったために議会からも追求を受け、彼は妻と共に体制と闘いはじめる。名匠タヴェルニエがフランス社会にある官僚的な体制を厳しく見つめた感動作。

■これが人生?CEST QUQI LA VIE?1999年/115分監督・脚本:フランソワ・デュペイロン出演:エリック・カラバカ、ジャック・デュフィロ、イザベル・ルノー

農家の暮らしに不満を抱いている息子ニコラ。父の自殺をきっかけに、ニコラは新しい場所での人生を切り開こうとするが、かつての祖父たちが住んでいた土地でマリアという娘に出会う。アンゲロプロス監督の話題作『永遠と一日』のイザベル・ルノーが出演している。

■ベル・ママンBELLE MAMAN1999年/102分監督:ガブリエル・アギオン主演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ヴァンサン・ランドン、マティルド・セニエ

結婚式のその日、新郎アントワーヌの心を一瞬にして虜にしたのは、なんと花嫁の母親だった・・・。個性的な大物キャストに囲まれて、『ペダル・デゥース』のアギオン監督がまたまた放つアブナイ世界。主演のドヌーヴは劇中でラップも披露している。

■カジモドQUASIMODO D’EL PARIS1998年/100分監督:パトリック・ティムシット出演:パトリック・ティムシット、メラニー・ティエリー、リシャール・ベリ

教会の鐘つきで気の優しいカジモドが、女性ばかりを狙った連続殺人事件の容疑者に。名誉挽回、カジモドの真犯人探しが始まる。「ノートルダムの鐘」を大胆に飛躍させた独創的なセンス溢れるコメディ。『ペダル・デゥース』などの人気俳優ティムシットが初監督。

■幸せな日々NOS VIES HEUREUSES1998年/145分監督:ジャック・マイヨ出演:オリヴィエ・ピ、アラン・ベイジェル、カミーユ・ジャイピー、サラ・グラパン、サミ・ブアジラ

退院したばかりのジュリー、モロッコからやって来たアリ、失恋したエミリー、コックのルーカス、写真が趣味のセシル、攻撃的なジャン・ポール。6人の友人たちの人間関係をデリケートに描く。短篇映画で数々の国際的な賞を受けたジャック・マイヨの期待の初長編。

■大浸水TOUT BAIGNE1999年/90分監督:エリック・シヴァニャン出演:イザベル・ジェリナ、フランソワ・モレル、パスカル・エルベティエリー・ニコラ

奇人変人が集まっていた駅が突然浸水!?しかも、そこで妊婦が産気づいてしまった!?『パパラッチ』でおなじみのイザベル・ジェリナをコメディアンヌに迎えて、舞台喜劇で有名なエリック・シヴァニャンが初監督したドタバタコメディ。

■ボーダーラインMILLE BORNES1999年/103分監督:アラン・ベイジェル出演:エマ・ドゥ・コーヌ、ピエール・ベリオ、ラファエル・クレブゼール、広田玲於奈(特別出演)

「僕の痛いをベニスに運んで欲しい」という死んだ仲間の遺書を実行するために集まった、5人の青年と1人の少女。高校時代からの親しい仲間達の友情と、悲劇から立ち上がる力を描いた物語。特別出演の広田玲於奈はエンディングテーマも演奏している。

■ギャルソンヌLE DERREIRE1999年/102分監督・主演:ヴァレリー・ルメルシェ出演:クロード・リッチ、デュードネ、マース・ケラー

ようやく捜し出した父親はバリバリのホモセクシャルだった。この事実をうけいれる最良策として彼女が思いついたのが、自分を彼の”息子”と思わせ、コテコテのゲイファッションに身を固めること。ルメルシェのキュートでファニーな監督デビュー作。

■ヴィーナス・ビューティ(原題)*後日、邦題が決定しますのでご確認くださいVENUS BEAUTE (INSTITUT)1998年/105分監督:トニー・マーシャル主演:ナタリー・バイ、ピュル・オジエ、サミュエル・ル・ビアン

エステティック・サロンで働くアンジェルの恋愛を中心にその同僚達たサロンの経営者など女性達に焦点を当てた軽妙なドラマ。トリュフォーの『緑色の部屋』での名演が印象的なナタリー・バイ主演。『髪結いの亭主』を彷彿とさせる最新ヒット作。配給 アルシネテラン

■短篇映画特集LE COURTS METRAGES長編デビューを前にした若手監督たちの作品を中心にした短篇特集

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