マルクス兄弟特集「マルクス一番乗り」

★★

特に若ければ若いほど、彼らの映画をオンタイムに見ていた人、ビデオですら見ている人は少ないだろうし、日本でそれほど人気があるとも思えない。

マルクスといえばWoody Allenとつながるのは私だけではなかろう。アレンの映画では彼の両親がグルーチョのマネして眉毛&髭&デカ鼻に黒縁眼鏡をかけて出演していたりする。(題名を忘れてしまったので、ぜひ教えてください。)

そう言えば、めがねに髭がついたあの東急ハンズなどでも見かけるおもちゃはマルクスからきているらしい。

この映画を含めて彼らの一連の作品は純粋なコメディーで、とにかく「笑ってなんぼのもん」という世界が広がる。劇場内に笑いがなければ映画は失敗といわんばかりだ。さて、我々(?)若い世代はこの映画でどれだけ笑えるのだろうか。私はにやける程度で、大笑いが出来なかった。単に、それだから★2つの評価になった。それではまわりの反応はというと、かなりまちまちでそれほど人が多くきていなかったこともあり、その反応が適切な評価につながるとも思えない。

コメディーの原点に近い彼らの演ずるドタバタ劇、走りまわり跳びはねり体中で表現するギャグは、無声映画であったとしても笑いをさそうことが多いだろう。しかし今となってはテレビや、ちまたにあふれるコメディアンの笑いと大差がないと思う。もちろん時代からいえば今のコメディアンがマルクスのまねをしている、影響をうけているといえるのだが実際研究しているわけでもなかろう。それこそ、見たことも、名前も知らないという人ばかりだろう。

昔の映画を面白いと感じることはたしかにあり、今でもそれを超えられないと感じることがある。その場合はもちろんみなさんに強くお勧めするのだが、この映画のようにコメディーの場合いかに笑えるかが重要だから、笑いを求めている人にはお勧めするほどでもないだろう。

マルクス兄弟の名前も聞いたことがないという人には特にお勧めしない。彼らの作品に興味がある人、名前を聞いたことがある人にはぜひ一度映画館で体験すべきだろからお勧めする。

ただ、重ねて言うが私はそんなに笑えなかった。

立野 浩超

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