ムーンライト・ドライブ

作品紹介

★★

10 日にシネマライズで観たのだが、当日は「π」の初日で限定Tシャツの販売があるとのこと。正午には列が十数人。映画とあまり関係ない人気の為の列だが、シネマライズの商売の上手さはこんなところにある。宣伝効果は高いだろうから。

さて、この映画はあまり人の入りがよろしくないようで、上映3週目にして土曜日の昼の回ががらがらだった。これが映画のつまらなさをかたっているのだろうか。

しかし、評価すべきはこの映画のエンディングだろう。カウボーイの乗った車をパトカー2台が追っていくのだが、それが偶然同じ方向へ走っていくだけのようにも捕らえられる。解決してここで終わりという閉めのシーンではなく、予断を残すといったところ。しかもここで「真夜中のカウボーイ」の主題歌でもある”EVERYBODY’S TALKIG'”が流れ、カウボーイを送っていくのだ。この曲はエンディングタイトルまで続き余韻をうまく引っ張っている。

おおげさな演技と、おおげさな演出、それこそ撮影もおおげさで、同じテンポに飽きがくるが、このエンディングでそれはやわらいでいく。

立野 浩超