幸せな日々

★★

まるでニューヨークのハイセンスな世界で繰り広げられるような今時多く見られる設定の青春映画。ちょうど今ロードショー公開されているアメリカ映画の「ハイ・アート」とかさなるものがあった。「ハイ・アート」は98年のカンヌ監督週間出品であり、サンダンスの評価も高かったので、その流れといっても問題はあるまい。「幸せな日々」は女優の個性が「ハイ・アート」にくらべて薄い。カメラ(写真機)でうつしたようなショットが多く、これもいかにも「カッコヨクサツエイ シマシタ」という雰囲気。モロッコ人との恋や、モロッコのシーンをちょっとだしてみたりするあたりは今となってはありふれた演出。

カメラマン志望の女性、カメラ好きな女性という設定はあふれかえっている為、なんらかの特色がないとどれもこれも同じに見え、映画の評価を落してしまうが、この映画では彼女が暴力を受けてしまい(当然の報いだったが)、その自分の姿を撮影してくれと頼むあたりは特色がでている。ただし、その写真をだして見せるあたりはいきすぎの演出かもしれない。くどい演出になってしまったのでは?

「6人の友人達の運命が交差していく」とパンフレットの説明にあるが、「3人の女性の運命が・・・」とした方が前売券はうれるだろう。

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