『ハッピー・シェフ!恋するライバル』

『ハッピー・シェフ!恋するライバル』

リトル・イタリーの恋する2人。だけど両家はライバルのピザ店⁉
ひと筋縄では行かない、もどかしい恋の行方を描いたロマンティック・コメディ!!

舞台は、トロントのリトル・イタリー。幼馴染のニッキーとレオは、大人になって恋に落ちるが、なんと互いの家は長年、隣同士で商売敵のピッツェリアを営んでいた。当然、父親たちは二人の関係を許すはずもなく・・・。果たして、二人はこの禁断の恋愛を乗り越えて行く事が出来るのか!?

ラブコメの女王として君臨したあのジュリア・ロバーツの遺伝子を継ぐエマ・ロバーツが、叔母譲りのキュートな魅力を全開!『スター・ウォーズ エピソード2&3』で若き日のダース・ベイダーを演じたヘイデン・クリステンセンが幼馴染のレオを演じる。ジュリア・ロバーツの初期代表作『ミスティック・ピザ』も手掛けた『10日間で男を上手にフル方法』『デンジャラス・ビューティー』のドナルド・ペトリ監督が贈る、おしゃれで美味しいロマンティックなラブストーリー!

【ストーリー】
トロントのイタリア人街で生まれ育った幼馴染のニッキーとレオ。一流シェフを目指してロンドンで修行中のニッキーがある日、帰ってきた。久しぶりの再会に淡い恋心が甦り、二人はお互いを意識するが、そこには大きな障害が。二人の父親はかつては同じ店で働く仲の良いピザ職人だったが、大ゲンカの末、今では仲違いし、隣同士でピッツェリアを営む商売敵。若い二人の交際を絶対に許してはくれない。そして迎えたピザコンテスト。店を代表して出場したニッキーとレオだったが、そこで誰にも想像できない奇跡が起こるのだった…。

映画『ハッピー・シェフ! 恋するライバル』

予告編はこちら
2018年/カナダ・アメリカ/102分/原題:LITTLE ITALY
監督:ドナルド・ペトリ『ラブリー・オールドメン』『リッチー・リッチ』
製作:ポーリーン・ディロン、アジェイ・ヴィルマーニ、ヴィナイ・ヴィルマーニ
脚本:スティーヴ・ガルッチオ、ヴィナイ・ヴィルマーニ
撮影:トム・ベスト『レスリー・ニールセンの 裸の石を持つ男』
美術:ダン・ヤーリ『黙秘』『処刑人Ⅱ』
音楽:マテオ・メッシーナ
出演:エマ・ロバーツ『バレンタインデー』『スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション』

ヘイデン・クリステンセン『スター・ウォーズ』シリーズ
ダニー・アイエロ『レオン』『ドゥ・ザ・ライト・シング』
アリッサ・ミラノ『ボディヒート2/挑発』
ユニバーサル映画 配給:ミッドシップ 

公式サイト:http://qualite.musashino-k.jp/quali-colle2019/

フィルメックス 新人監督賞・シナリオ賞

新人監督賞グランプリは二ノ宮隆太郎さんの「逃げきれた夢(仮題)」、シナリオ賞グランプリは廣原暁(さとる)さんの 「アンナの黒い犬」が受賞!

受賞者

 日本映画界の次代を担う新しい才能を発掘する「フィルメックス新人監督賞・シナリオ賞」の授賞式が6月28日、東京・六本木のキノフィルムズ試写室で開かれた。新人監督賞グランプリは二ノ宮隆太郎さんの「逃げきれた夢(仮題)」、シナリオ賞グランプリは廣原暁(さとる)さんの 「アンナの黒い犬」が受賞した。

 「フィルメックス新人監督賞・シナリオ賞」は、「木下グループ新人監督賞」を継承して今年スタートした映画賞。撮影や編集のデジタル化で映画製作が身近になる一方で、若い映画作家が次のステップに踏み出すのが難しい現状を受けて、商業映画のフィールドでオリジナル企画の実現を目指す監督や脚本家を支援する。

 新人監督賞は商業映画の実績がない新鋭監督が対象で、シナリオと過去の映像作品をもとに選考。シナリオ賞はプロ・アマチュアを問わず、シナリオのみで選んだ。新人監督賞のグランプリ作品は賞金50万円のほか、木下グループが5000万円を上限に製作費を提供、劇場公開に向けて企画開発や製作・配給を支援する。

  新人監督賞の応募作96作品からグランプリに選ばれた二ノ宮さんは初長編「魅力の人間」で第34回ぴあフィルムフェスティバル準グランプリを受賞し、長編第2作「枝葉のこと」が第70回ロカルノ映画祭新鋭監督コンペティション部門なとに選出された。受賞作の「逃げきれた夢(仮題)」は定時制高校の教頭の男性が認知症を発症していることに気づき、今まで距離を置いてきた家族や友人との関係を見つめなおす物語。授賞式で会見した二ノ宮監督は「この企画は初めてテーマをもらって書いた作品。テーマを下さった方々に感謝するとともに、とにかく特別な映画を作らなければと思っています」と意気込みを語った。

 シナリオ賞の131作品からグランプリを受賞した廣原さんは「世界グッドモーニング!!」でバンクーバー国際映画祭グランプリを受賞。2017年には共同脚本を手掛けた監督作「ポンチョに夜明けの風はらませて」が全国公開された。受賞作の「アンナの黒い犬」は。海辺の町で起きた自動車事故を起点にした物語。廣原さんは「実在のひき逃げ事件を題材に7〜8年前から書き始めたのですが、なかなかで納得のいくものにできず、いい加減あきらめようかと生殺しのような状態で抱えていました。今回この賞を知り、映画作りの仲間と月1回くらい集まりながら意見を聴いて完成させました。この受賞で、自信というか『映画化してもいいんだ』という声をいただいたような気がしています」と喜びを語った。


 新人監督賞の準グランプリは金允洙さんの「怪鳥とトランペット」、飯塚花笑さんの「トイレ、どっちに入る?」、酒井善三さんの「狩人の夜明け」が受賞。シナリオ賞の準グランプリには内田伸輝さんの「特別」、松本稔さんと足立紳さんが共同執筆した「弱虫日記」、宮瀬佐知子さんの「オロンガポ」が選ばれた。

シナリオ賞 グランプリ 廣原暁「アンナの黒い犬」

「この企画は7〜8年くらい前にあるひき逃げ事件を題材にして書き始めたのですが、なかなか自分で納得のいくものにできず、何度も何度も触りながらいい加減諦めようかと思い、生殺しのような状態で抱えていたのですが、今回この賞があることを知って、応募しようと思い、映画作りの仲間と月1回くらい集まりながら意見を聴いて完成させました。賞をいただいて自信というか『映画化してもいいんだ』という声をいただいたような気がしています。本当にありがとうございました」

シナリオ賞 準グランプリ 内田伸輝さん「特別」

「光栄に思います。この作品は去年こつこつと書き溜めて、ワークショップをやりながら書いていった作品です。現在第2稿の段階で応募しましたので、まだまだ改稿を重ねていって絶対映画化したいと思いますので、皆様ぜひご注目下さい」

松本稔さん「弱虫日記」(共同脚本の足立紳さんは欠席)

「今日は共同執筆の足立紳監督が来られないため私一人で出席させていただきました。元々原作小説があり、講談社文庫から出版されています。とても面白い小説で、これを足立紳監督が映画化したらすごく面白い映画になると思っていたところ、一緒にシナリオを書いてくれないかとお誘いいただいた。書き始めるとすごくエキサイティングな体験で、すごくシナリオに仕上がった。『14の夜』の足立監督の腕ならいい作品にできると思う。この賞をきっかけに映画化に向かえればうれしい。皆様にも原作やシナリオを読んでいただき読ませていただき、ご協力や励ましの声をいただけると嬉しいです」

宮瀬佐知子さん「オロンガポ」

「この作品はフィリピンと函館を舞台に国際共同制作を目指しています。私は10年以上前にフィリピンでドキュメンタリー映画を撮っていて、その頃からずっと書き続けていました。プロデューサーの方たちにも見ていただいたのですが、『難しいのではないか』と言われ続けていて、去年これで最後かなと思って書き直したものです。今はいろいろな監督に付かせていただき現場を走り回っているのですが、この作品できちんと企画を成立させることを頑張りたいと思っています。賞をいただいても企画が成立するのは難しいということは日々感じておりますのできちんとひとつずつやるべきことをやって成立させたいと思っています。今日は本当にありがとうございます。」

新人監督賞 グランプリ 二ノ宮隆太郎さん「逃げきれた夢(仮題)」

「本当にありがとうございます。この企画は初めてあるテーマをもらって書いた作品です。テーマを下さった國實(瑞恵)さん、石原(仁美)プロデューサー、本当にありがとうございます。とにかく特別な映画を作らなければと思っています。本当にありがとうございました」

準グランプリ

金允洙さん「怪鳥とトランペット」

「この脚本はある役者さんを想定してあて書きしました。その役者さんは脚本が書きあがったその日に舞台上で本番中に亡くなるという離れ業をやってのけました。もともとこの企画を考えたときに、いろいろな人が死んで、人の死に引きずられてはいけないなと思いながら書き始めたのですが、書き終わりも人の死で終わるという何ともいわくつきの脚本になりました。その役者さんは中嶋しゅうという方です。この脚本を映画化しないことにしゅうさんに顔向けできないので、何とか前に進めればと思います。ありがとうございます」

飯塚花笑さん「トイレ、どっちに入る?」 (欠席)

酒井善三さん「狩人の夜明け」

「自分と仲間で映画を製作して、これなら面白い作品になると思えるシナリオができたのですが、プロデューサーに持っていっても無名の人間では難しいことは肌身にしみてわかっていました。評価していただきありがたく思っていますが、もちろんまだスタートラインに立ったわけではなく、製作にどうしてもこぎつけなくてはいけない。それにはまず自分たちが絶対に面白いと思えるものを作れる体制を作らなければならないと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いします」

ボサノヴァファン必見の至福の音楽ドキュメンタリー『ジョアン・ジルベルトを探して』

ブラジルの伝説的ミュージシャン、ジョアン・ジルベルトの行方を追ったドキュメンタリー映画『ジョアン・ジルベルトを探して』が、8月24日より新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAにて全国順次公開いたします。

“ボサノヴァの神様”ジョアン・ジルベルトを巡る旅の記録

その類稀なるギター演奏と甘美な歌声によって世界中にその名を知らしめた、“ボサノヴァの神様”と称される伝説的ミュージシャン、ジョアン・ジルベルト。2003年に初の日本公演を実現し、その後も2004年、2006年と来日を重ね、日本でも多くのファンを持つ。

しかし、2008年8月26日にリオ・デ・ジャネイロで開催されたボサノヴァ誕生50周年記念コンサートへの出演を最後に、公の場に姿を現すことのないまま10年以上もの時が経った。

フランス生まれでブラジル音楽を敬愛するジョルジュ・ガショ監督によるドキュメンタリー、 『ジョアン・ジルベルトを探して』は、 ドイツ人ジャーナリストのマーク・フィッシャーが、ジョアン・ジルベルトに会うため、リオ・デ・ジャネイロに出向いた顛末を描いた1冊の本「オバララ ジョアン・ジルベルトを探して」をガショ監督が手に取った時から始まった。その懸命な追跡にも関わらず、マークはジョアンに会えないまま本が出版される1週間前に自ら命を断ったという。

ガショ監督は、マークの旅に強く共鳴し、ジョアンゆかりの人々や土地をブラジル中尋ね歩く。ジョアンの存在を近くに感じながらもあともう一歩のところで会うことができないガショ。果たして、彼は憧れの人に会うことができるのか…?

ジョアンの元妻ミウシャや、マルコス・ヴァーリら有名ミュージシャンも多数登場

ジョアン・ジルベルトの代表曲「デサフィナード」や「オバララ」の楽曲に乗せて、ガショ監督がジョアンを探し求めてリオの街を訪ね歩く姿が映される。場面写真でもイパネマビーチなどリオ・デ・ジャネイロをはじめ、若きジョアンが過ごしたヂアマンチーナに至るまでブラジルの美しい風景の数々が印象的だ。

また、本編では、ジョアンの元妻である歌手のミウシャや、マルコス・ヴァーリ、ジョアン・ドナートなどブラジルを代表する有名ミュージシャンも多数登場。人前から姿を消した今もなお多くの人々を惹きつけてやまないジョアン・ジルベルトの魅力を語る貴重なインタビューが収められており、予告編でもその一部を垣間見ることができる。

ファンのみならず、ボサノヴァファンも垂涎の至福の音楽ドキュメンタリー。期待をさらに高める予告編と場面写真を、是非いち早くご覧ください。

監督・脚本:ジョルジュ・ガショ 出演:ミウシャ、ジョアン・ドナート、ホベルト・メネスカル、マルコス・ヴァーリ

2018年/スイス=ドイツ=フランス/ドイツ語・ポルトガル語・フランス語・英語/111分/カラー/ビスタ/5.1ch/DCP 
原題:Where Are You, João Gilberto? 字幕翻訳:大西公子 字幕監修:中原仁
後援:在日スイス大使館、在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ東京、ブラジル大使館
協力:ユニフランス 配給:ミモザフィルムズ 宣伝協力:プレイタイム

クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代

グスタフ・クリムトとは一体、何者だったのか?
貧しい生い立ちから華やかな社交界で注目される術とは?
先週末公開の新作映画から一部を特別公開!

19世紀末ウィーンを代表する画家グスタフ・クリムトとエゴン・シーレ。人間の不安や孤独や恐れを、世紀末的官能性のなかで描いたその作風は、今も色褪せることなく輝きを放ち、人々の心をとらえ続けている。

 
本作『クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代』は、その没後100年となる2018年に製作された注目の美術ドキュメンタリー。豊富な映像資料で、クリムトとシーレが生きた19世紀末ウィーンに花開いたサロン文化と、彼らの愛と官能性に満ちた絵画をつまびらかに見せつける。その精密な絵画の世界は、我々見るものを、いつしかウィーンの世紀末にいざなってゆく。


本作はまた、4月23日より7月10日まで東京都美術館にて開催されている「クリムト展 ウィーンと日本 1900」の特別タイアップ企画でもあり、映画と展覧会を併せて楽しむこともできる。さらに日本語ナレーションを俳優の柄本佑が担当。海外ドキュメンタリー映画のナレーションは初めてとなる柄本の参加も話題の作品だ。


鑑賞後の来場者からは「映画を観て、背景を理解してから展覧会に行けば、展覧会の理解がより深まる」などの感想があがっている。


今回、解禁された本編動画では、柄本佑が吹き替えを担当しているイタリア人俳優ロレンツォ・リケルミーの案内で、「グスタフ・クリムトとは一体何者だったのか?」という部分にフォーカスしたシーンが切り取られている。

その貧しい生い立ちから、洗練されたウィーン社交界で上流階級の女性たちと関係を築くようになるまで、彼がどのような術を使ってのし上っていったかが、貴重な資料とともに語られる。

特に、動画後半では、彼の死後、親密な関係をもっていた多くの女性たちが「クリムトの子を授かっている」と法廷に訴えがあったことなど、当時のウィーンを騒がせたゴシップも語られ、クリムトの人となりがうかがえる。

グスタフ・クリムトとは?

世紀末ウィーンを代表する画家。ウィーンの工芸美術学校に学ぶ。初期にはアカデミックな作風で才能を認められ、劇場の壁画装飾などで名を馳せる。1897年に保守的なウィーンの画壇から離脱し、「ウィーン分離派」を結成。自ら初代会長として分離派会館を中心に多くの展覧会を開催しながら、新しい造形表現を追求した。

同世代の芸術家らと共に、絵画、彫刻、建築、工芸の融合を目指す総合芸術を志向する。エゴン・シーレら次世代の画家達にも多大な影響を与えた。

タイトル:『クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代』 
英題:KLIMT & SCHIELE EROS AND PSYCHE
出演:ロレンツォ・リケルミー、リリー・コール 監督:ミシェル・マリー 脚本:マリアナ・マレリ
2018年/イタリア/イタリア語、ドイツ語、英語/カラー/94分/ドキュメンタリー
協力:朝日新聞社 後援:オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム 
配給:彩プロ 宣伝:テレザ、プレイタイム、佐々木瑠郁

『ソード・オブ・レジェンド 古剣奇譚』

Elizabeth Debicki (Eva) & Director Simon Baker (Sando) – Breath – Photograph by David Dare Parker

ハリウッドを代表するヒットメーカー
『ダイ・ハード2』『クリフハンガー』のレニー・ハーリン監督最新作!

大ヒットRPGの世界を完全映画化した
壮大なるソード・アクション・ファンタジー!


「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション®2019」
新宿シネマカリテにて 7/14(日)、7/16(火)、7/19(金)、7/20(土)、7/22(月) 上映

【イントロダクション】
中国の人気ゲームを原案にTVドラマ化されるや、本国では「宮廷女官 若曦」「宮廷の諍い女」「蘭陵王」を超え、1億人以上(TV+ネット視聴)の視聴者を獲得し、日本でも大ヒットを記録した「古剣奇譚 久遠の愛」 。同じゲームシリーズを原案に、『ダイ・ハード2』『クリフハンガー』などのハリウッド・メガヒット作品で知られるレニー・ハーリン監督が完全映画化。ジャッキー・チェン主演『スキップ・トレース』に続く、同監督の中国進出第2弾となる。

主演は、アジアを代表する世界的スターのワン・リーホンとK-POPグループf(x)のリーダー、ビクトリア。アジアを代表するキャストが結集した壮大なる中国・時代劇アクションに、ハリウッドの風を吹き込んだ豪華絢爛なるSFファンタジー巨編の誕生だ!!

【ストーリー】

石や木に霊力を吹き込みロボットを作る技術イエンジアが発達し、妖怪と人間が共存する世界。行方不明のイエンジアの名匠シエ・イーを探している弟子のユエ・ウーイーは、手掛かりを求めて師匠の最後の作品となった指輪が出品される競売会場に赴く。

しかし、そこには妖怪“心魔”と手を結び、人間界の征服を企てる空中都市“流月城”の者たちも潜んでいた。指輪は、心魔を倒せる唯一の宝剣の4つの破片の1つなのだ。宝剣を甦らせ人間界を守るためには指輪を流月城に渡すわけにはいかない。かくして、黄金の指輪をめぐってウーイーたちと流月城の王シェン・イエとの壮絶な戦いが幕を開けるのだった!

映画『ソード・オブ・レジェンド 古剣奇譚』
2018年/中国/105分/原題:古剣奇譚之流月昭明
監督:レニー・ハーリン『ダイ・ハード2』『クリフハンガー』
製作:ベン・ザン 脚本: タン・グァンユアン 音楽:ラッセ・エネルセン
出演:ワン・リーホン『ラスト・ソルジャー』、ビクトリア『もっと猟奇的な彼女』
   ゴッドフリー・ガオ『シャドウハンター』
   アーチー・カオ「CSI 科学捜査班」シリーズ、カリーナ・ン『イップ・マン 継承』
配給:ミッドシップ 
公式サイト:http://qualite.musashino-k.jp/quali-colle2019/

ノッティングヒルの恋人

ある日、映画を観ていて、ふと、こんなことを思ったことが?

こんなこと起きるはずがない、どうせこの先の展開はこうだよ、こんなの出来すぎだ、やっぱりハッピーエンドか、・・・・・。

まさにこれです。しかし、この映画はラブコメディで、そして、この映画はハリウッドである。これらを理解して観る人なら、きっと面白いはず。さながら現代版「ローマの休日」(ラストは全く違う方向だが)。

そして何よりも、この作品はジュリア・ロバーツの映画である。ファンであるならなおさら必見です。で、これが終わったらすぐ「プリティブライド」です。

山下 裕

ロックストックアンドトゥースモーキングバレルズ

今のイギリス映画には大外れがない、・・・こんな言葉を最近耳にする。

ストーリー人物など全体が軽いテンポである。そして、軽いテンポで人も死んでいく。これなら、軽い頭の人でも楽しめる。だからか、ハリウッドでもまた作られる。

「トレスポ」的であり、「シューティングフィッシュ」的であり、「シャロウグレイブ」的でもある、よく見かけるような最近のブリティッシュムービーである。

山下 裕

マトリックス

聖書や理論数学を下敷きにし、ギリシャ神話や不思議の国のアリスを引用して、実に複雑な世界を創っている。物語が終盤へと進むにつれて、予言者ヨハネ、裏切者ユダ、キリストの奇跡と死そして復活と、まったく聖書をなぞっていく。これは科学が先端的にってきた現代に、時代が精神性を要求し宗教への郷愁を孕んできたことの反映だろう。現実が仮想空間だという設定は、「トゥルーマン・ショー」を思い出させるが、ヒューマンなタッチの「トゥルーマン・ショー」とは異なり、この映画は無機質でばりばりのSFXである。

手や足が切断されても、あたかもその手や足があるかのように痛いと感じるという。それは脳が、かつてあった手や足を覚えており、その部分が痛さを感じるから、すでに失ってしまった手や足にも痛さを感じるらしい。だから、脳内を走る電気的な刺激と脳を含めた肉体を別のものと考えることが可能になる。しかし、仮想社会でも人間が実感をもって生活している以上、それが現実ではないとは言えないだろう。この映画は全面的な整合性があるわけではないが、論理的な矛盾を差し引いても充分に楽しめる。

この映画の凄いところは、CGIやSFXを多用して仮想空間の話にしていながら、その背景には精神的な物語がたっぷりと隠されていることである。ヒロインの名前が三身一体のトリニティ(キャリー=アン・モス)だったりだけではなく、まずネオという設定が新たな社会の救世主である。コンピューターという原罪で汚染された人間を救うのが、またコンピューターオタクの人間である。これはキリスト教がユダヤ教から生まれながら、ユダヤ人とは一線を画していることによく似ているし、単なる過去への回帰とも違うスタンスである。そうでありながら、キリストのように救世主が人間を救うのではない。ネオに救世主の役をやらせながら、現世を救いきれない終末は、むしろユダヤ教的な世界ですらある。

演技の下手なキアヌ・リーブスには、喜怒哀楽を微妙に表現せずに済むこうした映画がはまり役である。また、ヒロインを演じたキャリー=アン・モスが、無機質な映画の雰囲気と合って、とても格好良かった。そして、エージェント・スミスを演じたヒューゴ・ウーィービングの演技が抜群に上手かった。

ラリーとアンディー・ウォシャウスキー兄弟は、「バウンド」を1本撮っただけのほとんど新人である。これほど金のかかった映画を、それほど実績のない若い監督に、ハリウッドは良く撮らせるものである。若い監督でも、上手い売り込みと才能があれば、大金を投資するアメリカの体質がこうした映画を作らせるのだろう。それにしても、アメリカの監督たちはよく勉強している。それは画面の端々から充分に感じる。彼等の愛読書に、ゲーデルが入っているというのも理解できる。

匠 雅音

マトリックス

この映画はSFXものに当たるかも知れないが、スターウォーズのような映画を毛嫌いする人間でも、一見する価値はありそうだ。

このコマーシャルも上手くできており、この映画にはしっかりとしたストーリーがあるが、この広告を見た限りではそれは分からない。むしろこの作品で使われているCGを駆使した部分はこのコマーシャルで全て見れてしまうと言っても過言ではないが、もちろんこれは映画館で見たいものだ。

この作品を見ていくと、始めのうちは主人公の男性が混乱するのだが、これは見ている僕らも混乱し、どうなっているのか?と言う気持ちになる。後半の部分ではストーリーが見えてきて単調になりがちだが、この映画の特徴でもある最新のSFXが使われより楽しめる。

このストーリー、確かに新しいのだが、こういう近未来的な物語にはどこか共通するものがあるような気がする。昔見たアニメーションの映画の「地球へ」とかテレビの銀河鉄道009の哲朗が永遠の生命を手に入れるために旅をするが、それはただ単に建造物の一部にされてしまうだけというのだ。

今回の作品で、キアヌ・リーブスは復活したように書かれているが、はまり役なのかどうか分からない。確かにコンピューターのプログラマーという点では良いのだが、カンフーのシーンはもう少し迫力が欲しかった。しかし、その穴を埋めるべくキャリー・アン・モスやロレンス・フィッシュボーンがアクションを補完している。

ところでこの監督、ウォシャウスキー兄弟なんて今までほとんど聞いたこと無いはずだが、それでお金がかかるSFXの作品を撮れたと言うこともかなり驚きである。多分次回作も期待されているだろうし、物語もそれを臭わせる終わり方をしている。

彼らがもっとビッグになって、帰ってくることを願いたい。